庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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早朝特別業務中の出来事。そこは両側4車線の大きな道路だったが、木々も近くに多いのか、鳥がいろいろいた。ヒヨドリくらいの大きさに見えたのはツグミだったのだろうか。ズームする機械の目がほしかった。ツピーツピーと春先ほどではないが、だんだんそれらしい鳴き方になってきているシジュウカラもいた。

道路の向こう側に見える大きく黒っぽいのは、やっぱりカラスかなと思って見ていたら、こちらのほうに飛んできて、近くの街路樹の上に止まった。ヒトに近づいてくるのは珍しいと思った。私からの視線を感じたように思えた。少しすると、飛んでいってしまったが、その先を目で追っていくと、なんと、3?4階建てのアパートのベランダに止まった。しかも、その家のおばちゃんが洗濯物を干しているところである。これは驚きである。カラスはかなり慎重で、ヒトが近づいてきたら逃げることはあっても、わざわざ自分からヒトに近づくというのは、威嚇等を除いて考えられない。その家のおばちゃんは、あっちへ行けというしぐさを一回したきりで、あとは無視をしているようだった。無視というよりは、カラスもおばちゃんもお互いの存在を受け入れているようにも見えてきた。

しばらくするとカラスはまたこちらのほうへ飛んで戻ってきた。近づいてきたときに、私は気づいた。そのハシブトカラスは何かをくわえている。長細い何か、色と形からしてフランスパンのように見えた。おばちゃんがあげなければ、こんな獲物はそうそう手に(口に)できないはずだ。驚いたことに、おばちゃんとカラスはそういう関係を作り上げているようだった。

カラスはさっきいた木よりも少し先の街灯のかさの上に止まった。するとヒヨドリ大の鳥が鳴き、同じ種類の鳥がさらにその近くにやってきた。また、スズメ大の鳥が2羽、カラスの近くの木にやはり止まった。おこぼれを狙っているとしか思えない。カラスはその街灯の上で少し食事をしようとしたようだが、さほど時間もたたないうちにまた道路の向こうに飛んでいってしまった。2羽の小鳥はすぐそのカラスがいたところに舞い降りた。やはり、である。
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