庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
201709<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201711
庭の観察をしていてつくづく思うのは、勢いよく増えていく生き物には、必ず天敵がつくということである。生命力あふれる青々とした新芽に感動していると、数日後には虫食いになっている。庭にある葉っぱで、虫食いになっていない種類はたぶんない。虫も増えたなあと思うと、鳥に食われたり、大小のハチにやられたり(大はアシナガバチ、小は寄生蜂)。自然界の驚くべきバランス作用である。庭の観察を通じて、農作物に害虫がつくのは至極自然の成り行きであるということがわかった。田畑というのは、著しくバランスを崩した不自然な「自然」だからである。死ぬほどおなかがすいているとき、目の前に食べ物が食いきれないほど並んでいたら、そこは天国だ。

奇跡が起こって、部分的に直っていたデジカメ、恐れていたとおり、しかし予想以上に早く、再び壊れた。電源が切れないので、バッテリーをはずすのだが、そうすると日時その他の設定がすべてメモリーから消えてしまう。そこで、職場で使う予定があったので、電源を入れっぱなしにしていたら、いつの間にか電源が切れて、どうやっても電源が入らなくなってしまった。

南隣の(タチツボ?)スミレに大量にツマグロヒョウモンの幼虫がついていることに昨日の出勤前に気づいた。その壊れたデジカメはまだ無事だったので、一応撮ろうとしたら、イヌに吼えられ、挫折した。俺は不審者じゃないよ。覚えてくれよ。

あきらめて出勤することに。まだ記事にしていない(結局記事にしなかった?)チャドクガのちっちゃな若齢幼虫がうじゃうじゃいたところを流し目で通り過ぎようとしたら、不自然な葉っぱ。表の中央の葉脈がやたら太い。少し近づいてみたら、2本の角がびよ?んと飛び出ている、どこかで見たことあるような幼虫だった。そのまま行こうとしたが、いや、これは絶対にデジカメに収めておきたい。というわけで、1分はかかるだろうか、家にデジカメを取りに行った。

そうしたら、隣のスミレのツマグロヒョウモン、シャッターチャンス。イヌのいぬまに撮影。さっきは仲良く並んで見えた2、3齢の幼虫は見えなくなっていた。その代わり、そこにもここにも、糞もあり、幼虫もけっこういることがわかった。

そして今朝である。庭にはクワクサの花にモンシロチョウが来ていた。電車男にオジギソウの花が咲いていることを教えたりして、庭に出てみると、アシナガバチがクワの葉の上で作業をしていた。おお、肉団子作成中。ああ、デジカメがあれば。よく見ると、加工されているのはツマグロヒョウモンの幼虫だった。それも頭部だった。しかし、なんとそのうちその肉団子はあきらめてしまった。処理中にこちらに気づき、ちょっと警戒したのがわかった。その際に肉団子から目を離し、手を放したために、元の場所がわからなくなったようにも見えた。しかし、いくらなんでも目の前にあるはずであり、それがわからないというのもおかしな話ではある。仰向けに残されたツマグロヒョウモンの幼虫は、まだあごを左右に動かしていた。

その後すぐにスミレのところに行くと、もう1匹別のコアシナガバチがいて、やはり肉団子を作っていた。今度は丸いスミレの葉の上で。電車男にも見せたら、飛んでいってしまったと思ったら、うちの隣の駐車スペースで作業を続行していた。

さらに、女優をお寺に送り出しに行くときまた見に行ったら、今度は終齢と思われる幼虫が内臓を飛び出した状態で放置されていた。もしかしてツマグロヒョウモンの幼虫は、アシナガバチが受け付けない何か毒の物質でも持っているのだろうか?そんなことを考えながら、お寺に向かう。

去年はムラサキツバメの幼虫がついていたマテバシイの葉を見上げると、おお、ついに虫食い、今年もやっと来たか!しかし、目に入ったのはヒメシロモンドクガの終齢幼虫だった。ケバイ!

お寺に送り届けた後、またスミレのところに行くと、先ほどの放置されていたと思われた幼虫のところにまたコアシナガバチが来ていた。どうやら先ほどのは、肉団子を作っては巣に持ち運んでいた途中だったようだ。どれ、もう一度見てくるか。

先ほどの幼虫の肉塊はなくなり、さらに別の幼虫が狩られていた。もう少し観察しようとしたところで、イヌに吠えられ、退散。あのイヌ、私を追っ払って勝ち誇ったような態度に。もしかして、ああやって自己の重要感を満たしていないか、キミ?

あそこのツマグロヒョウモンの幼虫はひょっとしたら全滅するかもしれない。多い茂っていたスミレの葉もだいぶ減った。
関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004 Powered By FC2 allrights reserved
blogramランキング参加中!
  1. 無料アクセス解析