庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
201709<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201711
クリメコブズイフシワカケホンセイインコがなにやら食べているのが見えたが、逆光ではじめはよくわからなかった。ワカケホンセイインコ2羽が止まっているとなりの木は落ちなかった茶色い一つのいがが緑の新芽の中にぽつんと浮いて見え、クリとわかる。どう見ても同じ葉っぱだし、止まっているのもクリの木だよなあと、普通ならすぐわかるものを、確信が持てない。それは、この赤い実のようなものがあちこちにたくさんできていたから。クリの花はこんな形じゃないし、ましてクリの実はもちろんこんな形じゃない。これは虫えいとか虫こぶと呼ばれるやつだろうとあたりをつける。このなかに虫がいたりすると何か、どこかで見た。また、サクラの葉がこのように赤く一部膨らんで芋虫のようになるのは、一種のがんだと高1のとき生物の先生に教わった。そんなことが頭を駆け巡りつつ、上を見上げていたら、食べているそばからこれが落ちてきた。クリメコブズイフシやっぱりこれを食っているのか。実ではないのだが・・・。赤いから思わず木の実と間違えて食べてしまうのだろうか。きちんとした栄養が取れるのだろうか。それとも素晴らしい栄養になるのだろうか。指でつぶして中身を見ようとしたが、けっこう硬い。なかに虫がいるのだろうか。しかし、虫がこのようなものを作れるとは思えない。クリメコブズイフシの中身すると、中身が見えるものが落ちてきた。しかし、よくわからんかった。

家に帰ってから「虫えい クリ」で検索すると、ビンゴ晶子のお庭は虫づくしは何度も訪れているし、ずいぶん前にブックマークもしているが、ほんとにすごい。チャドクガのときも見に行ったなあ。それはともかく、そこでわかったが、やはり全国農村教育協会から『日本原色虫えい図鑑』という本が出ているんだなあ。今度図書館から借りてこよっと(職場の近くの図書館にあった。ラッキー♪)。

で、この虫えいだが、虫(や菌類など)が原因だが、やはり虫そのものが作るわけではないな。一種のがんという生物の先生の話は、さすがにうそではなかった(虫えいの話を聞いたとき、ちょっと疑っていた)。

名前の付け方にもルールがあって、一般に「植物名」+「虫こぶのできる場所」+「虫こぶの形」+フシとなる。だから「クリ」「メ」「コブ」(ズイ)「フシ」とな。しかしこの場合なぜズイが入るのかわしにはわからん。「虫えい ズイフシ」で検索すると他には、ヤナギエダマルズイフシが出てくるくらいだ。

クリメコブズイフシの原因はハチ目細腰亜目タマバチ上科タマバチ科クリタマバチの幼虫。羽化は6?7月なので、こんどカッターを持って、K林に行こう。持ち帰って、家で切ってみてもいいか。幼虫絶対見るぞぉ。タマバチ上科はタマバチ科だけ草食というのも興味深い。

ワカケホンセイインコから思わぬ贈り物であった。
関連記事
コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/03/04(水) 10:15:02 | | #[ 編集]
コメントを投稿する
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004 Powered By FC2 allrights reserved
blogramランキング参加中!
  1. 無料アクセス解析