昆虫大学に行ってきた #kondai
昆虫大学について知り、行くことになったきっかけはOhrwurmさんのツイートだった。しかも、そのツイートのリンク先を見てもらえればわかるが、昆虫大学の入場券が当たった!17日は丸一日仕事だったので、今日行ってきた。
事前に何度か女優(小6の娘・別に女優業はしていない)をいっしょに行こうと誘ったが、難色を示していた。しかし、昨日(正しくは今日の午前1時ちょい前)、しし座流星群を屋上で見ようとしたらヤツは風呂上りにもかかわらずついてきた。そして、屋上に上がった途端に私を差し置いて一人で流れ星を見て、喜んでいた。そのあとしばらくいっしょに見ていたら、すっかりご機嫌になり、じゃあ、明日行くよとなったのだった。
さて、近くのサイゼリヤでお昼を済ませ、いざ入学。最上階の17階へ。エレベーターを降りると、正面に昆虫大学の校章(載せた画像を撮ったのはずっと後の16時過ぎ)。確か1階のエレベーターの前の横の壁にもあった。かなりでかい。さらに、部屋の入り口には、金入りのの校章。それにしてもいいデザインですねえ。
事前に昆大は美女多し。というツイートを見ていたが、確かに女性が多かった。4割くらいは女性だったのではないだろうか。昆虫なので、おっさんばっかりだろうというイメージで行ったのだが、まったく違った。
最初に女優が足を止めたのは、アリを売っているところだった。まさか生きたアリを売っているとは。同じケースに女王アリと働きアリが入っているのを見ると、その大きさの違いがが歴然。知らずに見たら、別種と思ってしまうだろう。
そのとなりのブースがオオゴマダラ。その黄金の蛹は、その昔、多分だが、『わくわく動物ランド』で見て知った。本物を見るのは初めて。なんと、蛹だけでなく、幼虫や羽化したばかりの成虫もいた。黒くなってきている蛹もあり、羽化が近いことがわかった。実際、そのあと、2つの蛹が羽化した。1つは運よく羽化する瞬間にも立ち会えた。逆光なので、写真はいまいちだったが、まあ、少しだけ撮った。オオゴマダラの画像は、まとめてgoogle+ページの昆虫の間の方にアップした。
ぐるっと回って2週目に入っているところで、わお、14時を過ぎそうになった。4階のツノゼミの講演を聴きに行かなければ。ちょい遅刻で到着。まだ始まってなかった。最初にマイクを持って話し始めた人が、もしかして…?やはりメレ山メレ子さんだった。あとで話しかけるためにもしっかり覚えておかなければと、あわせて写真も撮っておいた。で、講演、始まりました。しかあし、しかあし、女優が、女優が…つまらなそうな顔をしていて…、あと5分我慢しろといったが、それから3分もせずにだめだこりゃと判断した。「無理?無理?」と念のため小声で聞いたらうなずく。すぐ横にいつの間にかメレ子さんがいて、あいさつとお礼を言おうかと思ったが、講演中なので、自粛した。
結局再び17階へ。きっと空いてるよぉといったが、混んでるじゃんと女優。変わらず大盛況。ひたすらうろうろしていたが、もう女優は標本のキーホルダーのところに釘付け。あれこれ手に取ったり、ガチャガチャをやろうか悩んだりしていた。どれか買ってやるつもりだったが、悩むのも楽しいだろうと思い、しばらくほうっておいた。買うのは、なるべく後の方にしよう。買ってやったとたんに帰ると言い出す可能性もあるしな。
その間、私はバッタ博士を盗撮。さすがにあのバッタの格好ではないのだな。このときは本を買うつもりはなかったのだが、この2日間だけ400円引きとなっていて、大きく心が動く。結局そこか?いえいえ、本の(えぐい)目次を紹介しているサイトを見ていたので(みつからねえ、どこだっけ?)興味は持っていた。本は荷物になるので、買うのはなるべく後にすると決めて、あとで買った。
サインもお願いした。「喜んで」としてもらい、そのあと「名前は?」と聞かれ、迷う。混沌にするか本名にするか。本名にすると、ここに証拠の品を出せない。混沌にすると何かの拍子でいわゆるリアル社会(この表現好きじゃないんだけど)からここにたどり着かれてしまうリスクが増大する。で、バッタの印鑑になった。これはなかなかナイスです!
会場は熱気でけっこう熱く、何度か抜け出した。他のフロアーにも昆虫以外のいろいろな催し物があり、いくつかを回った。なかでも同じフロアーのbehaviorが面白かった。見事にやられたっという感じだ。
昆虫のキーホルダー、女優は最後の最後にホウセキゾウムシとパプアキンイロクワガタで迷っていた。私もどっちもほしいと思ったので、両方買っちまったよ。500円×2也。その後の女優の興味は、頓服パラ子さんの手作り雑貨のところを行ったり来たり。
最初、昆虫の絵の書いてある手提げバッグを私がいいなと思った。でもクミゴン(妻)のお土産にしても「あたし、絶対要らない」と言うよなと思いつつ、画像つきで一応メールしてみた。大分たってから「いらぬなぁ」と返事が来ていた。さらに「すまぬです。うっちゃんなら喜ぶと思うな」と次のメールも来ていた。ちなみに、うっちゃんとは私のお袋だ。そのうっちゃんに女優が反応した。蝶がくっついているお財布があり、これならオオママ喜ぶんじゃないの?と何度か言っていた。結局それは、自分がほしいということだったのだあ。あれ、もしかして、と思って、「ほしいの?ほしいの?」と聞いたら、小声で「ほしい」「買ってあげるよ」「え?ほんとにいいの?」すでにキーホルダーを買ってもらっていたから、もう買ってもらえないと思っていただろう。はっはっは、買ってやりましたよ、お姫様に。このどケチな私が。頓服パラ子さんから「何度もくるから、ほしいのがあるんじゃないかと思いましたよ」と言われてました(笑)。ちなみに頓服パラ子さんは、北海道出身だから、カブトムシ見たことないって話でした。その会話をしたときはまだ買ってなかったんですけどね。
ええ、私が会話をしたのは、頓服パラ子さんではなく、ぺこりーぬさんであるとパラ子さんから直接ご指摘をいただきました。大変失礼いたしました。
そのあとは『孤独なバッタが群れるとき サバクトビバッタの相変異と大発生』を買って、サインをもらって、さあ帰ろうかと思ったら、しまったまだメレ子さんにお礼を言っていなかった。ところが辺りを見回してもメレ子さんが見つからない。アリを売っているAntroomのブースのとなりのテーブルにマイクがあったので、きっと終了間際にあいさつがあるだろう、その直後を狙おうと思い、閉まる17時近くまで他のところをぶらつくことにした。5分前に戻ると、おお、ドアが半分閉められようとし、写真を片付けているぅ。ちょっと焦る。と、いたああ、見つかった。
「これ、送っていただきありがとうございました」といったのは覚えているのだが、混沌だと名乗るのを忘れたような気がする。これ、娘ですと紹介したら、女優が無表情になってる。こいつ、憮然としている。緊張している。もしかして今思ったのだが、自分の父親が若い女の人と話をして、今までとまるで違う顔を見せたので、緊張ではなくやはり憮然としたのか?まあ良い、思いを果たしたので、帰路に着くことに。
電車に乗ってから気づいたのだが、『ツノゼミ ありえない虫』にサインもらうの忘れたあ。まあ、講演を聴くのを断念したから仕方ないか。本も自分で買ったのではなくてプレゼントでもらったしなあ。しかし、やはり心残りはあり、家に帰ってからちょっと調べていたら、なるほどまめだぬきさんが著者なんですね。今まで何度かリツイートで拝見してました(プロフィール画像はずうっとキノコかと思っていました)。そこで、フォローしたら、なんと偶然1000人目のフォロワーになった!。
女優が何度も楽しかったといっていたのが何より良かった。私も一人だとここまでは楽しめなかったかも。画像の左は戦利品。右はほしかったクッション。これはおそらく非売品。売ってれば買ったのになあ。
ところで、女優が途中でボソッと「私と同じくらいの女子がいない」といっているのは印象的だった。昨日は女子高生がいたというのをツイッターで見たが、確かに小学校高学年から中学、高校生くらいの女の子はほとんど(まったく?)見なかった。オリンパスユーザーは多かったけどね。
軽く書き上げるつもりが、思わぬ長文になってしまった。最後までお読みいただいた方、ありがとうございます。あわせて昆虫大学関連のほぼ全画像をfacebookページの方にアップしました。
それにしてもFC2ブログ、久しぶりに更新したが、編集画面の字が小さく、行間に開きもなく、書くのがつらい。
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