庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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今年初の平日休みのはずだったが、急遽夕方のみ仕事に。それでも午前はA川からB公園の(ほぼ)フルコースで。昨日ほどではないにしても暖かく、手袋もいらない陽気。A川沿いに行っても、カルガモくらいしかいない。しかし、最上流付近では、なんと、ムクドリとヒヨドリにパンくずか何かをあげている人がいた。初め、その人の近くに寄ってきているのは、先入観からドバトだろうと思ったが、どうもサイズが小さい。間違いなくムクドリだった。ムクドリが人の近くに来ているのをはじめて見た。この場所に多いのは他にヒヨドリだが、そのヒヨドリまでもがすぐ近くに来て、あるいは川のほうに投げられたものを空中で見事にキャッチして、食べていた。そこここにたくさんいるヒヨドリは、鈍感なやつはたまにすぐ近くで見るが、他の野鳥と同じく基本的に警戒心が強く、こちらに気づくとすぐ逃げてしまうというのが私の今までの認識だった。ところがどうだろう、あのおじさんときたら・・・。

すぐに思った。あの餌付けはまずいだろう。と同時に、私がパンくずをあげようとしても、ああはならないだろうとも思った。鳥もバカではない。むしろ賢いほうだ。私が自転車で近くを通ると、当然のごとくその鳥たちは逃げた。私が通り過ぎてから振り向くと、予想通りまた戻ってきていた。それにしても驚いた。

このあとのB公園は、いつもどおりと言いたいところだが、平日なのにやたら人が多い。日曜日よりも多い。すぐにはそのことに気づかなかったが、もう帰ろうかと決めたころに気づいた。みんな考えることは同じ。暖かいからだ。いつもは行かない池のほうの中ノ島にこの前のようにシロハラを見に行こうとしたが、すぐに観念した。保育園か幼稚園児がたくさんいて、あれではみんな逃げてしまうだろう。園児たちがいってすぐあとにいったが、やはりアオジすらいなかった。セグロセキレイを探す元気もなく、折り返すことにした。

イカルが来ることがあるらしいところで木を見上げていたら、何か飛んできた。シメだった。シメを撮ったり、双眼鏡でのぞいたりしていると、話しかけられた。
「地元の方ですか?」
「ええ、まあ」
「何か見えますか」
「シメですね」
「チフチャフが出たって聞いたんですけど、本当ですか?」
「え?なんですか?」
はじめて聞く名である。そのおじ(い)さんは、リュックから本を出してきて、説明してくれた。生息域とか名前の由来とか。
「あまりめずらしいのは知らなくて」
「センダイムシクイを知っていますか?」
「ええ、名前だけなら」
ムシクイって、みんな似ていて、区別つかねーと思いながら。 「灰色がかっているんですよ」
「みんなウグイスに似ていて・・・」
「ウグイスよりずっと小さいの」
へー、ウグイスより小さいんですかとか、結局その人の役に立つことはなにもできず。バーダーはどこかにいませんかとも聞かれたが、それも答えられず。歩いていればそのうち出会うだろうとも思ったが。さっき観察会をやっていて、くわしいおじさんがいたことを思い出したのは、その人と別れたあとだった。

私はそのまま帰路についたが、見られる鳥もいつもどおり。カワセミをちょこっとだけ撮り、あとはスルー。アオサギは丸くなっていて、知らなければなんの鳥だかわからなかった。けっこう近くの茂みに不意にゴイサギ。青が目立つけど、微動だにせず。なんかゴイサギって不思議。

そうそう、さかのぼって、手すりのほうにウスバフユシャクがいたという会話も聞いた。よく見る虫屋のおじさんの話。きっと彼とはそのうち話す間柄になるだろう。今回はよほどこちらか話しかけようと思ったが、秘密基地入り口の朽木の皮をはいでいたのでやめた。そんなことしたら再生不能になってしまうではないか。私がその前に虫の穴だらけの切り株を覗き込んでいたのを見ていて、同じにおいを嗅ぎ取ったと思うので、私のこともいい加減認識してくれたかもしれない。

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