庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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朝、妙に早い時間に起きたので、7時半過ぎに鳥でも見にK林へ向かう。途中、以前住んでいたアパートの近くでちょっと聞き慣れない、でも最近よく聞く鳥の鳴き声。双眼鏡でのぞくと、やはりアンテナの上に止まっているのはモズだった。

K林の入り口に着くなり、人家のK林との境界ともなる塀にルリタテハ。朝日を浴びて体温を上げているところだった。あ、またモズの高鳴き、・・・と最初は思ったのだが、違う、でも聞き覚えのある・・・そうか、ワカケホンセイインコか。しかし、ワカケホンセイインコの姿は最後まで見つけられなかった。

オオスズメバチがもうこの時間から活動しているかどうかを知りたいというのもここに来た動機だった。いたよ、今日も5匹。これだけいると、近寄るのもさすがに躊躇する。

K林を2周くらいしたが、鳥は鳴き声がすれど、一度ヒヨドリが見づらい位置でなんとか見えたくらい。むしろ昆虫のほうがちらほら目についた。コミスジに赤とんぼ(たぶんアキアカネ)。ホシホウジャクっぽい蛾が常緑樹に止まるところを見たが、撮ろうとしたらすぐに飛び立ち、たちまち見失ってしまった。

K林に金網越しで接している大きな庭のある家の緑の中にオオカマキリ発見。カメラを構えると、完全に家の方向にレンズが向いてしまうので撮影自粛。この場所でキアゲハがよく見られるので、きっとこの家の庭でニンジンでも作っていることがあるのだろうなどと考えながら、家の中に人がいるのも見えたが、さりげなく庭をのぞいてみる。ずうっと見るわけにもいかないので、こっち見たり、あっち見たり。すると、K林の敷地の中でホトトギスが咲いているのを発見。他の植物の根元からこっそり生えているような感じ。これだけだとルリタテハの食草としては足りないなあなどと考えながら、また少しぶらつくと、その家の敷地の金網からこちらに突き出しているホトトギスの花を発見。なるほど、こぼれ種だったのか。この家が、K林で見られるルリタテハをいくらか結果的に育てているのかもしれない。

もう一回スズメバチを見に行く。今度は十分に距離をとって、双眼鏡で観察。やはり5匹いる。上のほうにいる2匹が頭と前脚でなにやらコミュニケーションを交わしている。お互いの匂いの確認だろう。と、そのとき、1匹のオオスズメバチが、まるで樹皮につまずいたかのごとく、つっかかって、そしてそのまま地面に落ちた。落ちてからのしぐさもぎこちなく、ああ、不器用な子。あれ、脚の先が一つ変なほうに曲がっている。あれは、飼っているクワガタが死の間近にさんざん歩き回って、脚の先端があさってのほうに向いてしまうのと似ている。もしや、あのオオスズメバチは、死が近いのかも。

翅も動かしているが、けっして飛ぶことはなく、死が間近なのかという目で見ると、いよいよのたうちまわってもがいているように見える。地面で悪戦苦闘した後、そのコナラの木の根元から、羽ばたきながら、しかし、木を上ってきた。脚のひん曲がりは、単に見えなかったのか、元に戻ったのかは確認できなかったが、私が観察をやめてその場を立ち去るまで翅はずうっと動かしたままだった。

オオスズメバチは、もうこれからは個体が減るはず。そのうち、死体も見られるかもしれない。見つけたら家に持ち帰って、長さを測ろうと思う。とにかくでかいから。

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