庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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昨日は、雨が降ったりやんだりの傘が手放せない不安定な天気だった。それでも、夜に女優とB公園に行くことを決断。23時ごろに着く。まず、この前捕まえたメスのノコギリクワガタを捕まえたのと同じコナラの木に放す。その前に恒例の(?)記念撮影。やはりクワガタ・カブトを捕まえにきていると思われる家族が、その写真に3人とも写りこんだ。

さて、ベンチ近くの、細いが樹液臭プンプンのクヌギにたどり着く。早速いたよ、カブトムシのオス。私の手が届くやや高めの位置。大きいと興奮する女優。私は喜びながらもあせらず、木の周りを見渡す。いたよ、いたいた、更にカブトムシのオス2匹。計3匹。みんな一心不乱に樹液を吸っている。その2匹は、自分でそのクヌギに傷をつけて樹液を出させているのではないかと思えるくらい小さな傷に頭を突っ込んでいた。

昨日はあらかじめカブトムシがいてクワガタがいなかったら、カブトムシを持ち帰るつもりだったので、3匹のうち、どれを持ち帰るか吟味する。女優に選んでといったら、私に選んでくれて返された。どれでもよいと思ったが、今一度よく見ると、真ん中の高さにいるものの顔の付近にはダニ(多分)が何匹も着いていた。そのため、それはパス。つかみ損ねの心配が少ない一番低い位置にいるカブトムシを選ぶことにした。

オスのカブトムシをつかむときは定番の胸の突起をつかんだら、角ではさんできた。そしてもちろん、カブトムシなので木にしがみつく足の力が強く、予想通りの抵抗にあった。角ではさまれるとは思っていなかったので、「いててて」といって、思わず手を放してしまった。そうしたら、一目散に、やつは木を斜めにのぼり始めて逃げる逃げる。娘とぎゃーぎゃー騒いでいたら、さらにすごい羽音とともに今度は女優の悲鳴。何かと思ったら、真ん中のカブトムシが今の騒ぎで飛び立ち、なんと女優のももに止まろうとしてぶつかり、さらにベンチの下の地面に不時着したのだった。

予期せぬすったもんだの挙句、無事カブトムシのオスを確保。いつもどおり、1匹捕まえると、女優はもう帰りたがる。自転車に乗る直前、さっき放したノコギリクワガタのメスを確認。はじめは木から落ちてしまうのではないかと思えるほど弱っている感じだったが、なんとか勘を取り戻したのか、まあまあいけていそうだったので少し安心した。

カブトムシのオスを持ち帰って一日たったが、やはりオスは動き回る。そしてそれはヒラタクワガタのオスの比でもない。力が強いこともあって、入れてある水槽からはいろいろな音がしてくる。何度も飛んだりもしている。クミゴンがその音を不気味がって嫌がるので、もう放しに行こうよと女優に声をかけるが、いやがる。しばらく話しているうちに、渋る訳に思い当たった。それは、今まで放すときには手でつかんで記念撮影してきたので、今回もそうしたいのだが、カブトムシはまだ怖くてつかめないので、つかめるようになるまでもう少し待ってほしいということだった。

そこで、練習をつむべく、ためしに私が見本を示すことにした。少し家の中を歩かせて、それを捕まえる訓練をしよう。水槽のふたを取ると、ちょうど、木からはなれて土の上にいたので、なんなく手にできた。ほらという感じで見せるのだが、まだ怖がる。私が痛がったところばかり強調して記憶に刻んでいる。痛がったといっても、口先で「いたい、痛い」といったくらいで実害はほとんどないのだが。

宙ぶらりんになったカブトムシは、しばらく足を宙でもがいたと思ったら、前翅を広げ、そして後翅を羽ばたいた。ブーーーーーン。翅を閉じて、もがいて、また開いて、ブーーーーーン。何度か繰り返した。面白いので、デジカメを持ってこさせて、動画を撮った。

ほら、こんな感じということで、いったん水槽に戻して、女優にやらせようとした。ダメ。全然、恐怖感が取れていない。むしろ羽ばたいたところを見て、逆に恐怖が募ったかも。この世で最も恐ろしいクミゴンの悲鳴もその一歩前まで来ていた。それがまた怖さをあおったかも。仕方ないので、一度戻した後、もう一度私がつかんだ。今度はカブトムシのほうが入れてある木に一部つかまっていたので、この際だからとカブトムシの力自慢も見せてあげるべく、そのまま引っ張りあげた。やはり木がついてきた。ほらあと見せるが、怖がるばかり。それではと、今度は木を持って、カブトムシからは手を放した。ほらあと見せていたら、カブトムシが木の端から端まで動き始めた。やがて私の手にふれた。

カブトムシのオレンジ色の舌が、私の指に押し付けられた。私の指は餌じゃないんだよと思い、指を軽く払おうとしたその動作が、カブトムシの逆鱗に触れた。いったん下がったのか、私に払いのけられたのかは記憶が定かではないが、次のタイミングで、私の指に突進して来た。頭を下げて。ヒトの世界では頭を下げると敵意のない印になるが、カブトムシの世界では正反対である。完全に先頭体制。宣戦布告。ガツガツ角でこられて、完全にたじろいだ。その後、どのような動きになったか覚えていない。

そして、やつは部屋の中を飛び回った。何度も和室の明かりを旋回、衝突。ようやく蛍光灯の紐に窮屈そうにしがみついた。0時近くであり、悲鳴のでかかったクミゴンがまず近所迷惑を避け、2階に離脱。子供たちは部屋から出ようとするが、好奇心もあり、和室に半身残す形で様子見。カブトムシのほうは落ち着いているので、この後は、騒ぐなというクミゴンと大声を出している私や子供たちとの争いになった。女優が捕まえるのを助けるように棒を持ってきたりするのだが、これがまた余計なお世話(笑)。そんなのいらないという私がまた大声に(笑)。クミゴンが怖かった。別に、私が乗る台を持ってくれば簡単につかめるのに。実際にそうして解決したが、家族はバラバラになった(笑)。クミゴン怖いよ。もっと怖いのは、夏の夜に騒いでいると、へたくそな字の怪文書を送りつけてくる隣人だが。ちなみに、クミゴンはそれを恐れているのだ、念のため。

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