庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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今までの人生で一番不安定な天気ではないかと思うほど、雨が降ったりやんだりだった。雨時々曇りという感じだ。やんだかと思うと、ぽつぽつからざあっと激しく降ってきたりして、天気予報どおり、かさの手放せない一日だった。

駅からの帰りも、はじめは降っていなかった。しかし、ふだんからビル風でしばしば突風の吹き荒れるその場所をちょうど通るころ、雨は降り始めた。ものの1分もしないうちに激しくなり、家に着くころには、ズボンのひざ下はびっしょり、靴の中も浸水した。

気温はやや高めということもあり、そんな身なりでも私はわくわくした。家のドアを開けるなり、カバンを懐中電灯に持ち替える。再び傘をつかんで、いざ庭へ。

駐車スペースにはいなかった。フウセンカズラが前よりも倒れているような気がした。傘をバラの棘に刺さないように注意しながら、庭を柵の外から覗きこむ。いた。

枯れて久しいのに、まだその株だけは茎がすっと立っているネジバナを前にして、いた。まあまあの存在感のヒキガエル。写真には撮らなかったが、なんだかうれしくて仕方なかった。
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