庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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昆虫の目別種数(日本)このデータは『日本動物大百科第8巻昆虫?』(平凡社)から取った。そこでは昆虫を31の目に分けているが、種数を数えると左の円グラフのように、わずか5つの目で、つまり16%の目が種の数では全体の92%を占める。まさにパレットの法則(パレートの法則とも表記があるが、どちらが元のイタリア語の発音に近いのだか)である。このうち不完全変態はカメムシ目だけであり、他はすべて完全変態なのも偶然ではないだろう。完全変態の昆虫は、後発の昆虫であり、幼虫時代と成虫時代が劇的に変わることで、より環境に適応することができるのだろう。
翅に注目すると、カメムシ目のうち、カメムシはもっとも多様化に成功しているコウチュウ目と同じように前翅が硬い。また、口に注目すると、昆虫の口は、もともとは附属肢が変形したことからして、左右で噛む口が一般的だが、カメムシ目やチョウ目の成虫は吸う口となっている。ハエ目も口がいろいろな形に変形している。不完全変態であるカメムシ目が多様性を誇るのも完全変態の昆虫の良いとこ取りをしているからではないかと思ってしまう。
さて、姉妹サイトの「都会に生きる昆虫」は、目で記事の分類をしている。はたして、この円グラフと同じような比率に、記事の数はなるのだろうか。たぶんならないと思う。なぜなら、コウチュウ目は小さくて目立たないものが多いからだ。ハチも。それから、ハエ目も写真では同定できないものが多い。だから、目立ってわかりやすい、チョウが多くなるだろう。チョウ目のガも同定しづらいのがたくさんあるけどね。
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