庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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B公園を出て自転車をこいでいると、フェンスのところにコカマキリっぽい姿がかろうじて見えた。あの大きさ、華奢な感じ。かすかにあたる光の具合から、緑っぽく見えた。

緑のコカマキリは久しぶり!自転車を止め、近づいて確認すると、あれれ、この前翅の紋はハラビロカマキリじゃなかったっけ。前脚を確認。ああ、コカマキリの紋が見つからない。そればかりか、この黄色い点々はハラビロカマキリじゃなかったっけ。

さらに確認するべく、フェンスの向こう側に落ちないようにフェンスの下の方からから手を入れ、こちらに来るように指を手前に出すと、さささっとすばやい動作でみるみる私の左腕を登っていき、あっという間に肩から首の後ろ辺りに行ってしまった。この木登り上手な感じ、やはりハラビロカマキリ風。

どこにいったかわからないのでまず懐中電灯をママチャリの荷台に置いたあと、慎重に、カメラを首からはずし、首に巻いたタオルを取り、蚊よけ用に羽織った長袖を脱ぎ、後頭部あたりを手で払ったら、アスファルトにやつは逃げた。すばやい歩き。

コカマキリのようなハラビロカマキリ その後は、なんと私の自転車に登り始めた。とにかくすばしっこい。どう見てもプロポーションはコカマキリだが、どう見ても体の部分部分はハラビロカマキリだった。ぜんぜん腹広くないけど。ハラビロカマキリのオスなんだろうな。もしかして、ハラビロカマキリのオス見るのはじめてかも。

ふだんはお金かけずに地元中心の私だが、まあ、夏休みなので。ツイッターでも改めてみて、やっぱり「オオムラサキの森」に行くことにした。池袋から東武東上線で最寄の武蔵嵐山までほぼ一時間。小川町行き自体が少ないので、待ち時間を入れるともっとかかる。遠いのぉ。

下り電車だからすいているだろうと思ったら、そうでもなかった。比較的すいている優先席にそそくさと座ったが、次第に居心地が悪くなる。途中で席を立って隣の車両に移って立っていた。想定外だ。さらに混んできた。恐るべし、東武東上線。もしかしてと思ったらやはり、川越や川越市でヒトはある程度降りた。池袋よりも別名小江戸の川越に出るヒトもいるわけか。お年寄りならばなおさらかも。


車内からの田園風景どこを過ぎてからかは覚えていないが、田園風景になったので、思わず車内から写真を撮った。アオサギでもいないかなあと眺めていたが、それらしきものはいなかった。


駅前の案内 ようやく武蔵嵐山に着いたよ。ふぅ。もう10時半だよ。迷ったとき用に駅前の案内板も撮っておく。家を出る前にgoogle mapも収めておいたけどね。スマートフォンを使いこなせばそんな必要もないだろうけど、何より節約主義の私はウィルコムなので。家に帰ってきて、画像を見てから気づいたが、左上にツバメの巣があった。


武蔵嵐山 休日 上りの時刻表 飲み物と場合によってはお昼ご飯を調達しようと駅前のお店を探すが、コンビニがない!個人店ぽいところも日曜日だからかお盆だからか、やっていない!(そもそも時間もちょっと早かったか)自販機はさすがにあちこちあるので、最悪ジュースが昼飯か?そうそう、帰りの電車のダイヤもチェックしなければ。一度下りた階段を上り、時刻表を撮影。あわせて反対の駅前もチェック。やっぱりお店がない。CMでも見たことのある明光義塾はあるが、誰が通うのだろう。


気を取り直して、目的地に急ぐ。二股に分かれるところに中華料理屋発見!地図によるとこの右側を行けばいいんだな。のれんも出ているし、二股に分かれた両方の道にたくさんののぼりが立っている。うん、やっているな、ここ。メニューも出ているし、お店の名も出ている。電話番号も。ランチタイムがいつかわからないが、念のため写真を撮っておいた(非公開)。他に食べるところが見当たらなければ、ここが重要拠点となる。

さて、さらに進む。地図どおり、道の両方に学校があった。正しい、正しい。それにしても暑い。歩く速さがいつもの半分くらいだ。と、ほどなく歩道橋のかかっている大きな道路に出て、着いたー。

と思ったのだが、そこからがまだあった。博物館とか女性なんとか会館に行く道もあるが、そちらには行かずに道なりに進む。しばらく歩いて、やはりあっちだったかと後悔。しかし、行けるところまで行ってみる。個人の駐車場があり、行き止まりとわざわざ看板も立っている。なに?まあ、歩きだし、とりあえず行ってみる。やっぱり行き止まりだよぉ。間違えたのか。ちょっと戻って、地図をデジカメで確認。ここは大妻嵐山中学高校だから、やはりここであっているはず。あれ??と思ったら、道はちゃんとあった。しかし、地図を見ていて、まさかこんなところに民間の家があるとは思わなかった。

確信の持てないまま、道なりに進む。車がそこそこ通っている道路に出た。本当にここでいいのか?地図はこちらでいいことを表しているが…。地図は現地ではないからなあ。しばらく歩くと、軽自動車に追い越された。運転していたのはおば(あ)さん。その車が入っていったほうに私も吸い込まれるように入っていった。「オオムラサキの森」用の駐車場のようなことが書いてあるではないか。やっと着いた。ちなみにそのおば(あ)さん、望遠のついた一眼レフを手にそそくさと先に進んでいった。常連か。私はキョロキョロしながら、あちこちの木をチェックしつつ、少しずつ進んだ。

キリギリス科であろう終齢幼虫直翅目の幼虫 茶色いキリギリス系の幼虫発見。とりあえず撮っておく。その間に常連おば(あ)さんはスイスイ先に行ってしまった。完全に置いていかれた。さらに別の綺麗な幼虫も発見。こんなのはじめて見た。脚なげぇ~~。触角もだが。


後ろ髪を引かれつつも先に進む。おおっと、あの巨大なチョウは、間違いないオオムラサキだ!いきなり!!こんなにあっさりと、ラッキー?とにかく、でかい!今まで見たことのあるチョウで一番でかいのではないかと思った(後で冷静になって振り返ってみると、私が見た中で一番大きかったチョウは千葉の海で見たモンキアゲハではないかと)。しかも、どうもオスだ。しかし、予想はしていたが、時期的なこともあって翅がボロボロだ。一度撮影で空振ったが、そのあとなんと私の頭に直撃した。ちょうどヘディングをするとき、ボールを怖がって下を向いてしまうと当たるところにぶつかった。そのオスはまたすぐ木(確かコナラだった)に戻った。するともう1頭来た。やはりボロボロのオス。

書きそびれたが、オオムラサキを見た直後、すぐ近くにいたおじさんに「碁石撮る?」と聞かれ「ゴイシシジミですか?」ということで、オオムラサキより先にそっちを撮った。あのおじさん、オオムラサキが来ていることに気づいていなかったのかも。あるいは、もう十分撮ったから興味があまりなかったか。ゴイシシジミももっとたくさんいるのかと思ったが、見たのはそれだけだった。

さて、そこそこオオムラサキを撮ってから先に進む。しかし、そこから先にはオオムラサキはいなかったし、いそうにもなかった。オオムラサキだけが目的ではないので別にかまわない。ハグロトンボがやたらいる。ここまで頻繁に近づいたことはなかったのでしばしハグロトンボと戯れる。けっこう簡単に逃げられるが、それでも十分接近できた。

以下は自然観撮アルバム 2012年 8月12日を見つつ、あれこれ想像してください。

ここから先は、観察そのものよりもその周辺部分について書いておこう。

注意のたて看板 こんな注意書きがあった。わかる。わかるが、私の撮影は、自然保護とは関係ないぞ。それに、自然保護といっても、ヒトによって保護したい自然が違うからなあ。まったく管理せずにほったらかしておくのが自然だと思うが、それだと雑木林は維持できない。なんだかなあの看板である。意図はわかるけど。

都幾川にぶち当たってから折り返すことに。というか折り返すしかなかったのだが。それで、戻りつつお昼ご飯にすることに決める。しかし、さっきの中華料理屋まで戻るころにはランチタイムが終わってしまうかもしれない。どのみち日曜日ということも忘れていたが。13時20分に電話して確認した。

「すみません、あの、今、お店やってますか?」
「やってますよ」
「何時までですか?」
「9時まで。休憩なしでやってるよ」
ちょっとぶっきらぼうな感じ。それにしても、素晴らしすぎる。さぞかし暇なんだろうなあ、味はもうあきらめようと思った。

こんなに距離あったっけ?と思いながら、ようやくつく。ドアを開けると、げ、混んでいる。奥に入りづらい。座敷もあったが、一番手前のカウンターに腰掛けた。お客さんやお店の雰囲気からして、地元のヒトが集まって、ダラダラ過ごす感じだな。悪くない、こういうの。ちょいと飲み屋風だ。常連客らしきヒトが、「ママ」と呼ぶヒトは、もう中年も終わりの方かというくらいだが、なかなかの美形で、若いころはさぞかし美人だろうと想像できた。奥で料理を作っているのは娘さんか。小さなのれんで微妙に見えない。うまくできている。秘すれば花なり。

かなり悩んだ挙句、味噌ラーメン(650円)を頼んだ。最後までタンメンと迷ったが、まずかった場合、こちらの方がダメージが少ないと思った。しばらくして運ばれた味噌ラーメン。うん、なにかこの味覚えがあるぞ。なんだろうと脳の中のデータベースを手繰り寄せたら、うむ、これはサッポロ一番味噌ラーメンの味だ。まさかインスタント?と思って麺を改めて味わったら、さすがにそれはなかった。それどころか、量もまあまああり、たっぷり汗をかいた後の体には悪くなかった。途中、タバコの煙といっしょにいただくことになるのはいただけなかったが。

服が汗でびしょびしょで、疲労も無視できないレベルだったので、お店のまったりした感じにマッチして、少々長居することにした。ラーメンが運ばれてきたとき「どうぞ、ごゆっくり」って言われたしね。

食べながら聞いたのか、メールを打ちながら聞いたのかは忘れたが、聞こえてきた会話がすごかった。
「お金たまってるし、あっちもたまってるんだから、触ってくればいいのにねえ」とママ。
「触ってもいいわよ、お金もらえるなら」とカウンターの私の隣のおば(あ)さん。さらに隣のだんなは黙っていた。お金もらえるんじゃないと、私はあなたに触れないなあと心の中でツイート。
「あと2,3年もしたら、どうせできなくなるんだから」と再びママ。思わずこのお店のご主人のほうをしばらくしてから見てしまった。こういうお店をしている割にはまじめそうな感じの中国系。台湾かなあと思いをめぐらせる。

お店を出てから、もう帰ろうかとちょっと迷う。しかし、さっき見たオニヤンマっぽいトンボをまた見たい。そうそう、オオムラサキを見る直前にも見てたんだ。それと、森を出てくる直前、管理センターで配っている案内を見て愕然とした。私が歩いていたところは「オオムラサキの森」ではなかった。それは、道路をはさんで向こう側だった。だから、やはりそっちも行かねば。というわけでまた行ったのさ。

オオムラサキの森とされているところは、実はあまりヒトが歩いておらず、クモの巣が多かった。1箇所などは、木が倒れていたこともあり、クモの巣で絶対に通ることができず、掟破りの柵内にちょっとだけ入って、迂回しちゃったよ。だって、絶対無理だから。そこを通ってから、向こうのほうで二人の男のヒトが望遠レンズやら双眼鏡で木を見ているのがわかった。そこはオオムラサキの森から外れたところになるのだが、案内図を見たら、ちゃんとオオムラサキの観察ポイントと書いてあった。ちゃんちゃん。その木の周りにはごていねいにもさらにバラ線(有刺鉄線)が張ってあった。

結局、閉まる17時近くまでいた。場所によっては締め出されることはないのかなあと思いながら。

一番見たのはハグロトンボ。とにかくすごい個体数だった。それとうちの近くでは相当気合を入れないと見つからないニイニイゼミを低いところでずいぶん見た。これも個体数が多いからだろう。しかし、見た目の個体数の多さはハグロトンボの圧勝だった。アブラゼミは鳴き声もあまりせず、そんなに見なかった。多少は見たけど。場所によってはヒグラシが15時前から鳴いていた。

鳥はカラス以外ほとんどいなかった。一度だけ小鳥の鳴き声を聞いたが、なんの鳥かはわからなかった。それと写真には撮れなかったが、ツグミの模様にちょっと似ていて、ツグミよりも大きい鳥が雑木林の一本道を私から逃げるように助走して、飛んで逃げていった。後姿はアヒルやカモのようだった。後で調べたところ、あてはまるのはコジュケイあたりだろうか。

帰り道は行きに通らなかった園内(?)を通っていった。途中、曲がりくねった道で、実は反対方向に行っていないかちょっと心配にもなった。木々の間から歩道橋のかかっている大きな道路が見えたときはホッとした。ドラッグストアの看板も見える。そう、ドラッグストアには行きにも気づいていたよ。薬屋さん行かないからねえと思った次の瞬間、薬屋って飲み物売ってるんじゃないか、それも自販機よりも安くということに今頃気づいた!(職場近くのドラッグストアでも飲み物買ってるじゃないか、私は)で、寄ってみた。アイスも売ってるよぉ。ガリガリ君が私を呼んでいる。パンも売ってるじゃん。次来るときは(来るのか?)ここで昼飯を調達しよう。

水分補給しなきゃということで飲み物を買おうとしたが、どうしても、どうしてもザクレのレモンが私を呼ぶ。飲み物なしでも家まで持つかなと思い始めていたので、やはりシャーベットを買うことに。電車を待ちながらホームで食べる作戦だ。

リサーチと買い物を終えて、撮っておいた時刻表を見て、帰りの電車を確認。次の電車、あれ、ちょっとやばい?大丈夫だよね、間に合うよね。その次だとちょっと待ち時間がもったいない。早く家に帰りたいし。足取りが重く、そして、思ったよりも遠い。ああ、アイス食う時間がなくなるかもぉと思いながら、焦りつつ急ぎ、しかも途中で右足にもしかしてまめがつぶれた痛み?、あれ、やばいかも、ということで最後は駅の階段を駆け上った!間一髪セーフ。

電車内から見た富士山 アイスは電車の中で食べることに。ああ、かなり溶けちゃってるよぉ。恥ずかしさとあいまってガンガン口に運んだら、胃がやばい、胃がやばい。頭こそキーンと痛くならなかったが、一気に体調崩した。独り相撲もいいところ。しばらくこらえてから、今度はあわてず食べ始めた。なんとか食ったよ、人目につくのは最小限で。帰りは行きとちょっと違う経路にしたが、ハズレだったよ。電車の中から富士山が見えたこと以外は。いや、やっぱり富士山見えたから当たりかな。

この長いの最後まで読んだヒト、えらい!そんな自分に拍手を!

夜の雑木林に行くと、スズメバチがいないかと思いきや、場所によってはモンスズメバチがいる。オオスズメバチと違って羽音は軽く、迫力はあまりないが、やっぱり面倒だ。

懐中電灯に突っ込んできたモンスズメバチ 今までも経験してきたことだが、モンスズメバチは懐中電灯に突っ込んでくる。試しに地面においてみたら、やっぱり飛んできた。しかし、この働き蜂、なぜかひっくり返っていた。光を見てバランスをとるのだろうか。

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