庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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お彼岸から急激に気温が下がったと思ったが、ここ数日昼間はやや気温が上がり気味。今日は、今も空がどんよりしており、ちょっと蒸す。明日からクールビズ終了かあ。もうちょっとノーネクタイでいきたい。

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たった今帰ってきたところ。うちのすぐ近くの道路の真ん中にツマグロヒョウモンが翅を閉じていた。翅がピンと折りたたまれて、アスファルトと垂直になっているから、死んではいないだろうと思って、ツンツンしたら、かすかに反応があった。すると、翅を開いた。メスだ。手乗りに挑戦したら、若干苦戦したが、まあ乗った。すぐ落ちる。見ると翅は少し痛んでいるようだ。気温が低くて動けない以上に、もう産卵も終えて死を待つだけなのかもしれない。もう一度手のりして、家まで持ってこようとしたが、やはり途中で落ちたのであきらめた。

富士山20110912 早朝、空を見ると、あれ、けっこう雲がない?空気澄んでる感じ?ということで、屋上に駆け上がる。富士山見えたあ♪屋上から富士山を見たのは実に久しぶり。いつ以来かな。富士山自体も夏の旅行以来。当たり前だが、雪はなく、黒富士。

鉢呂経済産業省大臣のウルトラKYぶりには、ただただあきれるばかりだが、それとともに、そもそも政治家が、今、放射能の何が問題になっているかわかっていないのではないかというのが、不安である。住民感情ではなく、科学的な知識においてである。そもそも放射性物質のイロハすらわかっていないのではないか。すべての政治家がそうとは言わないが、大臣になるような人間に、少なくともそういう教育(もしくはレクチャー)が(事後的にでも)なされていないということが問題である。しかし、ここでは政治的な話ではなく、放射性物質についての話を少しまとめておきたい。

福島の原発事故があったとき、問題があったのが、ヨウ素131、ストロンチウム90、セシウム137である。一番怖いのはストロンチウム90なのだが、さいわい、量は少なかったようで、ほとんど報道がされていない。ストロンチウムといってもピンとこない人のほうが多いのではないか。ヨウ素131は半減期がおよそ8日なので、予想通り、当初こそ頻繁に出てきたが、いつしか報道されなくなった。約1週間ごとに放射性物質の量が半分になっていくのだから当然である。残るはセシウム137である。これは(ストロンチウム90と同様)半減期が約30年なので、今年生まれた子が還暦を迎えるころ、やっと当初の25%の量になる。そのため、1年や2年で解決するような問題ではない。だから、今報道されている放射性物質はセシウムだけである。

そもそも放射性物質のどこが問題かということがわかっていれば、「ほら、放射能」なんて発言は、思慮を欠いた人間でも、原理的に出てこない。

放射性物質というのは、たとえて言えば、時限爆弾である。ところがこの時限爆弾、困ったことにいつ爆発するかわからない。そういう意味では不発弾にも似ているが、いつか必ず爆発するという点が異なる。そして、その爆発は1つ1つはいつ爆発するかわからないが、集団で考えた場合、この期間で半分は爆発するというのはわかっている。それが半減期である。

普通の爆弾は、爆発すると爆風を巻き起こすが、放射性物質という爆弾は、放射線という小さな小さな弾丸を飛ばす。飛ばす弾丸にもアルファ線、ベータ線、ガンマ線などがあり、当然威力も違い、対処の仕方も異なるが、ここではその違いについては省略する。とにかく、弾丸が人体に当たると、人体が損傷することがある。1つくらい弾丸が当たってもどうということはないが、その数が天文学的数字になると、無視できないことになる。(ちなみに、物質の量というのは、一般的に天文学的数字である。たとえば、水18グラムには、水の分子がおよそ600000000000000000000000(0が23個)含まれている。)

その無視できるかできないかという目安が安全基準である。この安全基準は、データが少ないので、どこに置けばよいのかは本当のところ、誰にもよくわからないだろう。これ以上は危険というのははっきりわかるが、これ以下なら大丈夫というのは、これは原理的にわからない。なぜならば、弾丸に当たってなる病気は多くは(一時に大量に浴びて急性でなったものは別として)癌であり、癌は放射線が原因でなったのか別の原因でなったのかは知り得ないから。

さて、今問題になっているセシウム137だが、どこにあるかというと、当初大気中に撒き散らされたものが地面に降り注ぎ、今は主に地表にある。だから、表土を削ってそれを地中に埋めるというのが有効になる。地表から地中に時限爆弾を移すことで、爆発したときの威力を無効に、もしくは弱くできるから。

大臣の発言に戻ると、「ほら、放射能」と袖を(仲のよい?気心知れた?)記者にこすりつけたという。福島にボランティアに行った学生が仲間内にやるのと同じノリだろう。そのノリが許される範囲ならば、これから仕事の私もこんなことに時間を割かない。大臣が「人っ子一人いない、死の街」で砂場遊びでもしてきたのならばともかく、表土を削る作業にその服で汗を流してきたのならともかく、単に見てきただけで、それはない。服に放射性物質がつくはずがない。その可能性があるのは、空気中に放射性物質が舞っている事故が起きて間もないころの話だ。そんなこともわかっていないような人間が大臣になるとは。辞任は当然だが、後任も心配だ。

原子力といい、エネルギー問題といい、それに絡めて地球温暖化といい、とてもいい本があるので紹介しておく。今回の震災の前に書かれている本なので、著者が今回の原発事故をどう見ているかぜひ知りたいところだが、震災前に書かれているからこそ意味もあると思う。アメリカの政治家にはこういったブレーンがつくのはうらやましいかぎりだ。やっぱりアメリカってすごいなあとも思う。日本の政治家も、この本ぐらい、読んでおけ!

まったくの偶然だが、今日で震災ちょうど半年、そして、アメリカのあのテロからちょうど10年。この本にはテロのことも書いてある。特に今日という一日、何もないことを祈る。

アカボシゴマダラ、たった今、うちの庭を往復。コミスジのように右(西)側から滑空する蝶が来た。あれ、コミスジより大きい。白黒だが、赤い点がある。一瞬アサギマダラかと思ったが、赤い点でアカボシゴマダラと判明。うちのすぐ近くのエノキで昨年も幼虫から蛹、その抜け殻まで見届けているので、それ自体は驚くべきことではないのかもしれないが、やっぱり驚いた。うちの庭にも来るかあ、アカボシゴマダラ。

時計もしないでいたのだが、レシートの時間から逆算すると、大体1時50分ごろだった。塀の上を歩いているネコに違和感を感じながらもずうっと見ていると、尻尾が長い。こんな尻尾の長いネコ、この辺で見たことないと思っていたら、こっちを見た。目があった。顔には白いセンターライン。間違いない、ハクビシンだ!

まさか、うちの近くにいるなんて。前に見たタヌキは、実はハクビシンだったのかと疑ってみる。いや、それはない。しかし、今年の春にうちの庭に来て、リンゴを食ったやつはタヌキではなく、ハクビシンかもしれない。

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