庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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GW以降、毎年ほとんどフル休日がなくなるが、今年もまた今日を最後にしばらく休みがなくなる。満喫しなければ。虫メインでB公園へ。で、満喫しすぎ。もう同定地獄。というか同定放棄。いろいろ面白いものも見られたのだが、画像を出すのが面倒くさい。大量の画像をもっと楽に出す方法はないだろうか。

虫メインとはいえ、鳥ももちろん見る。双眼鏡は5×20のヒノデのほうを持っていった。長時間持ち歩き、かつ虫メインの場合は、この方がよい。

アオサギを見上げるヒトたち 15:54 アオゲラがやたら鳴いていた。くわしいヒト(画像の左手前の方)によると、今年はB公園でのアオゲラが多いという。私がわかるだけでも少なくとも2羽はいた。はじめ、アオサギがすぐ目の前で魚を取っていたので、ギャラリーがそちらに集まっていたが、アオゲラを天体望遠鏡くらいのレンズをつけて狙っていた人が本格的に撮り出すと、みんながそっちに行った。はじめにそちらに行ったのは、多分私だけど(笑)。一時はものすごい人だかりになった。

ある子供が「見える」といった場所から見上げたが、見えない。嘘だった。狼少年的なありがちな子供の嘘。自分に注意をひきつけるための。ああいうのはいかんね。

一度アオゲラの場所を離れて、もう一度見にも行った。写真も撮ったがいまいち。周りにいるヒトを見ているほうがある意味面白かったかも。まあ、アオゲラなんて、しょっちゅう撮り見ているヒトはまだしも、ふつうの都会人はめったにというか、一生に一度見るかどうかだろうしね。私もB公園でしか見たことないし。双眼鏡を貸してあげたおばちゃんは、結局わからないといってあきらめていた。

アオゲラ 帰り際、17時数分、中ノ島のほうからアオゲラの鳴き声が聞こえてきたので、しばらく探したら、さっきより距離はあるが、非常に見やすいところにいた。カワウなどがよく止まっている木のほぼてっぺん。皮肉なことに、もう誰もアオゲラを見ていくことはなかった。

仕事だが、短期決戦でB公園へ。自転車を出したところで、うちと隣の駐車スペースの仕切りの目印のところにツマグロヒョウモンのメス。産卵していった。

B公園では、秘密基地で黄色いキノコ。悪臭を放っているのはこのキノコなのか。もう何年も前から倒木になっているところ。撮影のためにその木の上に足を乗せたら、木が柔らかい。中はもうグチョグチョなのだろう。

クマバチのオス 秘密基地を後にし、さらに池を回って、橋のところ。目の前の羽音にちょっとビビる。クマバチだった。見ると、あっち、こっちで制空戦をやっている。縄張り争いのオスだね、これは。一眼レフなので、飛翔写真も何とか撮れる。

クマバチが花の蜜を吸っているわけでもないのに、空中でホバリングしているのを初めて見たのは、何年か前のK林だった。そのとき、私はビビッて立ち止まっていたが、向こうはまるでこちらを観察しているようだった。それがクマバチのオスの行動であると知ったのは、家で調べてからだったか。オスは毒針を持っていないので(毒針は産卵管から進化したものだから)なにも恐れることはないのだが、目の前にいるのがオスとは思わなかったので、初めてのときはビビッてしまった。相手がオスと知って、ビビッてしまったのがちょっと悔しい。今回も一瞬ひるんだけど。

楽しみにしていた、本社での研修前後でのH公園。デジタル一眼レフに望遠レンズとマクロレンズ両方持っていって、重い思いをして、電源投入。バッテリーが切れていた。予備バッテリーは必ず持っていかねばと前日から強く思っていたのだが、出かけ間際、ギリギリになったため、見事に忘れた。せっかくツマキチョウのメスの写真を撮ろうと思っていたのに。FE-46も持っていたが、さすがにそれで撮れるチャンスもなかった。

GWも明け、仕事に戻る。昨日ほどではないが、今日も暑かった。

ニッポンヒゲナガハナバチのメス 午後から仕事に行くつもりだったが、体調悪く断念。それにしても、家の中は最高28度まで上がった。ふと庭に出たとき、今年はあまり生えていないからほとんど来ないなと思っていたレンゲソウのところにミツバチ。パシャパシャ撮って(ああ、一眼レフだと実に簡単に撮れる)、後で画面で確認してみたら、ミツバチじゃない。ニッポンヒゲナガハナバチのメスと判明した。ヒゲナガといっても髭(触角)が長いのは、オス。肉眼で見ていたときはまったく気づかなかった青みがかったラインが印象的。脚には花粉団子をつけている。これは肉眼では目立った。羽音もブ?ンとよく聞こえた。

実家へ。着くなり、自転車こいで河川敷へ。往復の時間入れて6時間近くもいた。気温の高い時間帯は暑く、土手を自転車でゆっくり進むときは、Tシャツ一枚になった。いくつか初物が見られたので、それを列挙。

・・・画像を出す予定がうまくいかない。同定できたものを名前だけ順に。ギンイチモンジセセリ、ベニボタル(細かい種類まではわからず)、ガビチョウ(蝶じゃなくて鳥)、ツマキアオジョウカイモドキ。

同定できていない初物は、カメムシ、ガ3種、コガネムシかハムシ3種、ヨコバイか何かセミ目、コメツキムシ。

今年はじめて見たものは、コフキトンボ、ヒメウラナミジャノメ、ルリタテハ、ハシボソガラスの巣、ヤナギルリハムシ。

特筆しておきたいことは、まだいたツグミ。けっこう土手に咲いていた在来種タンポポ。久しぶりに見たモズ(オス)。ヤナギの仲間の綿毛。2日連続で見たカメノコテントウ(今まで見たことなかったのに)。この時期の女王蜂としては、小さめのスズメバチ(モンスズメバチかも。夕方、ヤナギの樹液をなめていた模様)。

午前の短い時間を女優と二人で鳥見中心で。いったん帰った後、一人でフルコース、虫中心で。

二人で行ったときは、めぼしいものはあまりなかった。エノキの葉をナナフシモドキの幼虫が食べているのが印象的だった。そのエノキは、昨日、ゴマダラチョウの幼虫をお持ち帰りしたところだが、もう1匹のゴマダラチョウの幼虫はいなくなっていた。鳥に食べられたか、蛹になるべく移動したかのどちらかと思ったが、夕方、2度目に帰る前に見たら、戻っていた。ただし、昨日まであった赤っぽい背中のラインがなくなっていた。脱皮してなくなったのか、別の個体なのかはよくわからない。

ソメイヨシノにヨコヅナサシガメの幼虫、うじゃうじゃ 羽化直後のヨコヅナサシガメ成虫 いったん帰った後は、まずはA川から。カワラヒワらしき鳴き声がいつの間にかすっかり花が散ってしまったソメイヨシノのほうから聞こえるので、橋を渡ってちょっと戻ったら、なんとカワセミが、思わぬところにいた。対岸の金網のフェンスのすぐ下。メジロかと思っていたチーという鳴き声はカワセミだったのだ。マクロレンズからあわてて望遠レンズに取り替える。カメラを構えようとしたその瞬間、スズメに追っ払われた。勘弁してくれ。しかし、そのおかげで、ふと手前のソメイヨシノに視線を落とすと、なんと、ヨコヅナサシガメの幼虫が何匹かいた。桜の木に多いというのを初めて実感した。さらに同じ木の別のところに、もっとうじゃうじゃいた。さらにさらに、1匹だけ脱皮して大きくなったのがいた。よく見るとそれだけ羽化した成虫のようだ。羽化直後のカメムシの成虫というのは、ヨコヅナサシガメに限らず、初めて。

A川の最上流では、さっきのカワセミなのか、追いかけっこをしたが、すべて空振り。向こうの警戒心が強すぎる。一度は、甲羅干しをしている大きなミシシッピアカミミガメを撮影した直後、すぐその隣の杭に一瞬だけ止まったのだが、思わず、えっと声を上げてしまい、焦ったこちらの動作ですぐばれて、逃げ去ってしまった。未練がましく、川のほうをのぞき込みながらゆっくり自転車をこいでいたら、前からクロアゲハ。クロアゲハを見たのは今年初めて。やはり春一番のクロアゲハだけあって、小さい。追っていったが、撮れたのはクロアゲハが川に降り立ったときのブレブレの1枚だけ。オスだった。

アオダイショウの子供? アオダイショウ?の顔 アオダイショウ?の顔2 B公園では、不明幼虫をいくつか撮った。そのうちのいくつかは、きっと、他の人でも同定も不能だろう。秘密基地に出る。ここでは粘れば必ずなにかに出会える。カサッと物音がした。トカゲならばカサカサだろうとなんとなく(経験的に?)思った。蛇じゃないだろか。しかし、その正体はわからなかった。あきらめて、未知なる虫を探そうと、物音が聞こえたところから離れて、秘密基地をさらに探検すると、いたよぉ!蛇が!!細い。アオダイショウの子供?頭を探すのにちょっと苦労した。再びなるべく全身を撮ろうと、初めに見つけた位置に戻る。撮っているうちに、右足で、バキッと音と振動を立ててしまい、「しまった!」

泳いで逃げる蛇(アオダイショウの幼蛇?) 泳ぐ蛇(アオダイショウ?) 戻ってきた蛇(アオダイショウ?) やはり蛇は少し驚いて、移動を始めた。なんと、池を泳いでいった。2年前、やはりここで蛇が泳いでいるのを見た。E公園でも蛇が泳いでいるのを見たことがある。しかし、こんなに近くでじっくり泳ぐ姿を見たのは初めてだった。どこに泳いでいくのだろうと思いながら、かまわず何枚も撮った。すると、ちょっと回ってこっちに戻ってくる(笑)。おひおひと思ってさらに撮り続けたが、最後の1枚がこれ。顔がどこにあるのかまたわからず、草の上のほうからそうっとのぞいて、やっと眼を見た。どういう体勢で撮ろうか作戦を練っているうちに、見失った。蛇って、けっこう忍者かも。

ツミ どこかでお昼ご飯を一人で食べてからまた観察を続けるつもりだったが、お腹がすかない。そこで、もう一回りすることに。いつもいかないところにいっただけのことはあり、初物の昆虫をいくつか見られた。赤・青(緑)・黄色のけっこうきれいなアブラムシ。やっと見られたカメノコテントウ!その食べ物となっていると思われるハムシの幼虫。橋を渡ったところでは、カメラが並んでいた。木の上を狙っているからカワセミではない。それほど高い位置でもなく、難だろうと思って群衆に同化したら、エナガの巣だということがわかった。エナガの巣を見るのも初めて。そして最後に、ツミ!!マクロレンズから望遠レンズに取り替えるタイムロスが痛かった。双眼鏡も、あの距離だと5倍ではきつい。鳴き声が聞いたことのないもので、シルエットも微妙に違ったから、もしやと思ったが、やはりそのもしやだった。ずうっと待ち伏せしている人がいる一方で、私は帰りの自転車を撮りに行く途中に偶然鉢合わせただけだったから、運がよかった。もちろん、ちょっとはツミを見られることを期待はしていたけど。でもまあ、画像は残念すぎる。双眼鏡でのぞいた像も残念だったけど。

北極星と北斗七星 子供のころから、こういった夜空の星座の写真は憧れだった。初めて三脚も使って撮った。8分間の露出。街の明かりがまだ強くて、全体が明るくなってしまった。月も東の空に出ていたが、多分あまり影響はなかった。とはいえ、東側のほうがやや明るいか。左上が北斗七星だが、北斗六星になってしまっている(笑)。

深い意味はないのだが、なんとなく、庭で10種類昆虫を探す!と決めた(笑)。

トウキョウヒメハンミョウの幼虫 ヒメマルカツオブシムシ アブの一種 キバラルリクビボソハムシ 寄生バチの一種 イバラヒゲナガアブラムシ アリ(トビイロケアリ?) ヒラタアブの卵 ユキヤナギアブラムシ マルガタゴミムシ 羽化不全のヒラタアブ ツマキチョウのメス チュウレンジハバチ コアシナガバチ 最初に撮ったトウキョウヒメハンミョウの幼虫の写真は10時38分。最後のチュウレンジハバチが11時32分。1時間近くかかっているようだが、実際には、マルガタゴミムシでちょうど10種類でいったん終了している。そのマルガタゴミムシの最後の画像が11時7分。約30分だった。ここに載せたものを以下、順に紹介。10種のつもりが、結局14種になっている。

トウキョウヒメハンミョウの幼虫:そばを通る小さな虫を捕らえるハンター。

ヒメマルカツオブシムシ:成虫はよくこういったキク科の園芸植物の花にいる。幼虫は毛織物に穴を開けてしまうので、部屋には入れたくない(昨日入ってたけど!)。

アシブトハナアブ:花に来るところより、こういった変なところに止まるのを見ることが多い気がする。太い後脚は残念ながら見えいていない。

キバラルリクビボソハムシ:毎年、ツユクサのところにやってくる。今年は天候不順のせいか、ツユクサもまだ少ない。

寄生バチの一種:くびれたウエストからして寄生蜂であることは間違いないが、いったいなにに寄生するのか。アブラムシをめがけてきたように見えたが、体の大きさが違いすぎる。アブラムシを狩りするように見えない。去年も似たようなのを見たが、謎。

イバラヒゲナガアブラムシ:前の画像にも出ているが、有翅型の成虫も。

アリの一種:アリは難しすぎて。きわめて普通種のトビイロケアリではないかと思うのだが、そもそもよく聞くトビイロケアリを私は同定できていない。

ヒラタアブの卵:ヒラタアブもいくつか種類があるが、よくわからない。まして卵など、私には同定不能。

ユキヤナギアブラムシ:多食性らしいが、ここではまさにユキヤナギに寄生している。

マルガタゴミムシ:よく庭にいる。ちょこまか動いて、止まるのはたいてい物陰に隠れてからなので、とても写真が撮りづらい。うちの庭に出没するヒキガエルのご飯によくなっているようだ。糞の中にこのマルガタゴミムシのものらしい前翅をしばしば見る。

羽化不全のヒラタアブ:10種類を撮り終えて部屋に戻っていたのだが、玄関のほうから女優に呼ばれて。何か虫がいるとのことだったので。羽化失敗で飛べない。このあと手にとってみたが、羽ばたくものの、やはり飛べない。もしもメスならば、交尾はできるかもしれないということで、ユキヤナギのところに移動しておいた。

ツマキチョウのメス:スジグロシロチョウとともに飛んできて、飛び方がやや違ったのでもしやと思って、いったんは隣の家まで追いかけたら、やはりツマキチョウのメスだった。モンシロチョウやスジグロシロチョウに比べて、滑空することがあり、そこでわかる。

チュウレンジハバチ:チュウレンジバチと出ていることもあるが、葉蜂であることをはっきりさせたほうがわかりやすいと思う。ニホンチュウレンジは別種というのだが、いまだによくわからない。

コアシナガバチ:うちの庭によく来るアシナガバチ。今年見たのは初めて。

キビタキのオス 早起きは3種の得!?初めて、キビタキ、オオルリを見た。キビタキは写真も撮ったが、どれもいまいち。キャノンの10倍の方の双眼鏡を持って行って良かった。地味なメスも見たが、キビタキのメスなのかオオルリのメスなのかはわからなかった。キビタキは、さえずりもいくつかICレコーダーで録音した。

アオゲラ ゴマダラチョウの幼虫が気になったので、もう帰ろうというときに、ちょっと遠回りしていつもと反対周りに池を回っていく。聞き覚えがあるが、めったに聞かない鳴き声がするのでそちらのほうにさらに遠回りしたら、人だかり。アオゲラだった。アオゲラを見たのはこれが2回目。木に穴を開けて巣を作っているところだった。最初にいたのはオスで、そのあと入れ替わりになったのがメスらしい。

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