庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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FC2ブログリニューアルは良いのだが、新しい管理画面に移行したら、今まで書いた記事のうちの少なからずのもののカテゴリが「未分類」になってしまった。どうしてくれよう。
キボシカミキリ先月の中旬にここでキボシカミキリを見て以来、通るたびに必ず見てきた。初めは毎日見られたが、そのうちプツリと見られなくなった。数日前に久しぶりに見て、今日また1匹だけ出勤時に見ることができた。今日は、早く帰れそうだったので、なんとなくデジカメを持っていたため、撮影をしておいた。以前見たよりも一回り小さいような気がしたが、こんなものだっただろうか。アップの写真ばかり撮っていると大きさの感覚が麻痺してくる。だからこのようにやはり身近な対象物を入れておかないと。もっとも自分の指では身近すぎて普遍性がないのだが。というわけで、普遍性のあるものといっしょの画像も。
左の人差し指のサイズ
ヒキガエル
皆既月食の代わりに雷雨が来て、きのう、うちの庭で久しぶりにヒキガエルを目撃。
ヒキガエル翌日
こちらは今日のもの(撮影は厳密には明日!だが)。同一個体か。家の温度計は27度になっている。湿度は72%で蒸すが。
いつも忘れてしまうのだが、今回は電車男が言っていたこともあり、絶対に皆既月食を見るぞと決意を固めていた。家に帰ってくることは不可能だったので、職場で見るつもりだった。撮影できるようにデジカメも持参で。

朝、職場で大きな虫を見た。前日の夜に玄関前でアブラゼミがひっくり返って少し動いていたのを見たので、一瞬同じ類のものかと思った。しかし、それよりも小さく、ひっくり返っていないことにも気づいた。う、ゴキブリ!と次の瞬間に思ったが、よく見るとエンマコオロギのメスだった。月食撮影のために持っていったデジカメで記念撮影。エンマコオロギのメス周りの人間に聞くと、コオロギのオスとメスどっちが鳴くのかあまりに知らないので驚いた。鳴くのはオスだよ!コオロギのオスとメスの簡単な見分け方は、翅。翅の模様が単純ならば、メス。絵にも書けない複雑さ♪(浦島太郎風)ならば、オス。コオリギのオスは翅をこすり合わせて鳴くので、そのために複雑な翅になっている。もうひとつの見分け方は、長く突き出た産卵管。もちろん、産卵管があるのが、メス。

それにしてもこのエンマコオロギのメスはどこから入ってきたのか。撮影と私の薀蓄が終わったら、一応、外に放したが、放す場所も適当なところが見つからず、ちょっと困った。子孫を残せないのならば、殺したも同然になってしまう。

今日はずうっと曇っていて、月食の時間、職場から何度も外に出て空を眺めたが、どこに月があるのかすらわからなかった。それどころかすさまじい雷で、街灯なども短時間ではあるが停電したくらいだ。

家では電車男が、月食が見られなかったことをぷんぷん怒っていたそうだ。
ナミアゲハの幼虫が襲撃された跡たぶん全滅。アシナガバチに一気にやられた模様。ただ、襲撃に来る前に数匹いなくなっていたようなので、それらは蛹になっているかもしれない。画像のような黒い跡がいくつも見つかる(撮影は午前5時57分)。これはまさに幼虫の死骸の一部。ほとんどは体内で消化中だったのサンショウの葉であろう。
オオカマキリのメス一度家に入ってから、もう一度幼虫の生き残りがいないか見に行くと、見違えるように立派になったオオカマキリの成虫(メス)もいた。このカマキリもひょっとしたらアゲハの幼虫を食べたかもしれない。しかし、黒い塊があちこちにあることから、すべてこのオオカマキリが幼虫を食べつくしたとは考えにくい。この画像の左下にもたまたま黒い塊が写っており、さらにこのオオカマキリの下にも、2、3匹分の食い跡がある。

帰ってきたのは23時過ぎだが、アオマツムシも鳴いていた。女優の通ったお寺のほうではセミも鳴いていた。家の中は30.0度、湿度65%。
アオマツムシの鳴き声を今シーズン初めて聞く。19:50に家の近くで聞いた。深夜ではなく、夕方に帰ってくればもう少し早い時期に聞いているのかもしれないが、とにもかくにも、私が今年聞いたのは初である。

「庭の観察」内をアオマツムシで検索したら、3つしか出てこなくてちょっと意外だった。ほとんど記事にしていなかったとは。
暑い。それに、蒸す。きっかり30度だ。湿度は昨日と同じ。日本の夏だ。
よく見ていないが、朝、クミゴンが庭の雑草を抜いていた。ツユクサはどこまで残しておけばいいと聞かれたので、全部抜いていいと許可した。GW前後はハムシの観察もしていたが、今ではもうわけがわからない。

ナミアゲハの幼虫は、やはり6匹くらいしか見つからない。気合の問題のような気もするが、大きいものほど見つからないので、蛹になるべく旅立ったと信じたい。

家に帰ってきたのは23時20分ごろだが、蒸し暑い。温度計は29.5度を表示しており、なんと30度を超えていない。昨日から今日にかけて、すっかり涼しいのに慣れてしまったか。ただ、湿度が高いのは確かだ。ふだんほとんど見ていないが、別の湿度計では70%近い湿度になっている。今年の夏は暑いが湿度は低いと思ったときその湿度計を見たが、そのときは50%だった。
最近、天気予報が良く当たるので、信じたら裏切られた(笑)。新聞では朝曇りで午後から雨。テレビでも似たような予報だった。実際には、朝は雨で、7日ぶりの休みなのにがっかり。しかし9時半ごろだったか、鳥の鳴き声が聞こえ始めた。それが明るくなってきて雨が小降りになった証拠。電車男に声をかけ、もうすぐ図書館に行くぞ。いつまた雨が降り出すかわからない。完全にやんでから、さあっと行ってさあっと帰ってきたが、どんどん空は明るくなっていく。帰り際に気づいたが、図書館の庭では、ミンミンゼミだけが鳴いていた。家を出るときは27.5度で非常に涼しかったが、この温度が関係しているのか。それとも明るさも関係しているのか。

家に帰ってからは天気予報を信じて、パソコンをちょっといじって、読書、そして昼寝に。

昼寝からいったん目覚めると、なにぃ、晴れている。短期決戦だ。B公園へ、単独Go♪アブラゼミ、ミンミンゼミが減り、ツクツクボウシが増えた。枯れ木に集うスズメバチを見つつ、はじめてみるイトトンボを撮影。収穫はこれだけ。1時間もしないうちに曇ってきた。これはヤバイ。すぐに引き返したが、結局、その後、雨は一滴も降らなかった。体調も悪く、ずうっと寝ていた。温度が上がっても29.5度までで、ついに昼間は私の知るかぎり30度を超えなかった。

その前に食べた昼飯だが、私がランチで700円、電車男はイクラばかり食べて1500円。あのなあ。
ちょっと減ったような。夜、懐中電灯で照らしているだけなので不確かだが、どう数えても6匹までしかいない。
仕事から帰ってきたのが23時15分くらいだったか。懐中電灯を持って着替えずに庭に向かう。サンショウを照らすと、イチモンジセセリが葉に止まっていた。このサンショウは実際、ヤマトシジミやツマグロヒョウモンが宿にしていくこともままあるので、驚くようなことではない。

さて、ナミアゲハの終齢幼虫は鳥に食われることなく、みな無事でいるのか、確認作業。みな一回り大きくなったような気がする。そんなことを思っていると左側のところに小さな終齢幼虫を発見。また新たにキャストオフ(脱皮)したか。何度か数えてみると、8匹いる。やはり、全員無事な上に脱皮した分増えた。昼間にも何度も数えて最大7匹だったので、間違いはなさそうだ。
女優を学校に送り届けた帰り、神社を出たすぐのところで見た。大きな黒いアゲハ。悠々と飛んでいった。後翅に白い紋。このイメージを脳裏に焼き付けた。もろもろつじつま合わせるとナガサキアゲハのメスだと思う。尾状突起がないかどうかまでは確認できなかったが。
暑さが一息ついたと思ったが、たった1日で復活。そこで、久しぶりに夜の庭の観察。半そで短パンで出るのは無謀かと思ったが、カには刺されなかったようだ。腿の裏や首筋にチクンと感じたものがあったが、草の先っぽかそれとも何か虫が衝突でもしたのか。

今年は園芸植物があまりなく、その分、やってくる昆虫も種が少なめのようだ。正直、あまり面白くない。観察が足りないということもあるのだろうが。

そんな中、一番奥のサンショウを見に行くと、懐中電灯をチラッと照らしただけでナミアゲハの終齢幼虫が続々。何度も数えなおしたが、最低でも終齢幼虫だけで7匹いる。しかも高温のせいか、ほとんどが活発に動いている。さらによく見ると、サンショウの葉もところどころ丸裸になっている。4回目の夏を迎えて良く生い茂り、隣の敷地の空間にまでかなり侵入してしまっているので、いい加減枝を切り落とさなければと思っていたところだが、このペースだと、それでもすべての葉が食べられてしまうかもしれない。

しかし、これだけ目立つということは、おそらく、あっという間に鳥に食われてしまうと思う。生き残るのは、鳥が襲撃してきたとき、葉の上ではなく、茎の中央部分でじっとしていたものだろう。要経過観察である。
昨日の16日には、日本全国の2ヶ所で40.9度の史上最高気温を観測し、記録を74年ぶりに更新ときたもんだ。どうりで暑いわけで。昨日は仕事から帰ってきたのが19時半で、0.5度刻みのデジタルの温度計は33.5度だった。それが1度下がって32.5度になったのが22時過ぎだった。今日も暑かったが、家に帰ってきた24時15分ごろにはほんの少し、ほんとに少し、地面も濡れないくらいの雨が降ってきて、空気も少し、ほんの少し、温度が下がった。家に着いてみると、温度計は29.5度。久しぶりに雨が降り、久しぶりに30度を切った温度計を見た。

今はまた雨が降ってきて、庭から濡れた地面の匂いが漂ってきている。ぽたぽた雨だれの音もする。・・・と書いたと思ったら、音も途切れ気味に。もう終わり?もうちょっとがんばってほしい。
昨日と確かそのまた数日前と連続して、南隣の家のミカンの葉で育ったアゲハの終齢幼虫の死体がアスファルトの上にあった。色が黒ずんでいて、変な死に方だった。鳥に食われそこなって道路に落ちたとは思えない。隣の家が農薬をまいているとも思えない。何度もそのミカンの木を見上げたが、今日やっと他の幼虫も見つけた。出勤時だったのであまり観察できなかったが、3回触ってやっと黄色いツノを出した。クロアゲハではなく、ナミアゲハだ。

幼虫の死因だが、蛹になるべく移動中にアスファルトのあまりの熱さに「やけど」したのではないかと今日になって思い当たった。幼虫を捕まえて、実験をしてみる気はないけども。

去年だと思うが、庭で見つけた脚の見当たらない謎の幼虫を、よく観察するためにシャベルの上においていたら、なんだかもだえ始めて、そしてあっという間に死んでしまったことがあった。あの時はシャベルの熱と乾燥による死だった。土の中にいた幼虫なのでよけい乾燥に弱かったということはあるだろう。それに比べるとアゲハの幼虫はもともと空気に触れているので、乾燥というよりも熱による機能停止だろう。実際、昨日見つけた死体のほうは、今日触って見たら、まだふにゃっとしていた。
今日からついに仕事復帰。この暑い中、日中、ネクタイをしめている人についに会わなかった。ネクタイは悪くないと思うが、気温が高い季節にするのは、正気の沙汰ではない。真夏はネクタイ禁止!くらいの法律がほしい。
久しぶりの庭のヒキガエル朝の9時過ぎから昼にかけて何度も庭に水をまいたせいか、夜には久しぶりに庭でヒキガエルを見た。この夏休み中にはついに雨が一度も降らず、庭でもヒキガエルをまったく見なかったので、うれしかった。水をまいたとき、独特の土のにおいがするが、これに惹かれてヒキガエルがやってきたのではないかと思う。
昨日は家族4人で葛西臨海公園に行った。水族館だけでも面白かった。私の目当ては鳥類園だが、全然時間が足りん。今の時期でもいろいろな鳥が見られた。しかし、肉眼ではかなりきつく、10倍ズームのデジカメでもけっこうつらい。それなりに写真も撮ったが、だいぶ没になった。また、撮ったものの種の同定は、ど初心者には相当きついものがある。昨日の夜は図鑑などとにらめっこをしているうちに床の上で寝てしまった(いったん目覚めたのは今日の5時くらいだったか)。

写真を撮ったもので確実にこれがいたと自信を持って言えるのは、コサギ、ダイサギ、ゴイサギ(幼鳥)、アオサギ、ウミネコくらいで、たぶんそうだよなというのが、チュウサギ、カワウ、キアシシギ、セイタカシギである。
観覧車とウミネコ帰りには、観覧車と海上バス(船)の両方は困難になったので、どっちにするんだともめにもめた末、船になった。これもギリギリで、18時ジャストの最後の乗船客となった。この船が思ってた以上にすごく良くて、全員で感動してた。特に女優が大喜び。すぐ疲れちゃう奴が、ほとんどの時間立ち通しで屋上の甲板の上にいた。富士山とウミネコデジカメの時刻で18時17分の撮影。このちょっと前から船の中から富士山が見えて、感動した。ウミネコといっしょに写っている一枚を。この後がまたずうっと面白いのだが、特にレポートをする気はないので、後は自分で乗ってね。葛西から終点の両国までで1500円。お台場だと1000円。橋の下をくぐるとき、屋上の甲板に立っている人は、背をかがめないとぶつかって大怪我もしくは死ぬ?というくらいの危険が普通にあって、スリルも楽しめる。身長では何の問題もない女優も「怖かったよ!」と笑顔で大興奮。
最初に言っておく。小学生の夏休みの宿題で、なんの手引きもなく、ただ「自由研究」を課すのは、教師の怠慢である。出すほうはもっとも楽で安易で、出されるほうにはもっとも酷な宿題である。夏休みも後半に入ると、そろそろ悩み始める家も多いに違いない。実際、うちもそうだ(笑)。大体、小学生にレポートの書き方など指導していないだろう。する余裕もあるはずがない。実験校である国立の小学校や面倒見の良い私立小ならばやっているのかもしれない。あるいは、特別すばらしい先生が指導してくださっていることはあるかもしれない。それならば別によい。問題はその他大勢だ。「研究」なんてものは、ある程度の知識や経験を伴って初めて可能となるものだ。なんの指導もなく、いきなり自由研究をやらせるのは、ほんの少し水遊びの経験のある子供を何も教えずに、ほら、好きにやっていいよとプールに放り込むようなものだ。と言うわけで、自由研究は、絶対に親が手伝ってあげなければいけない。もしかして、「自由研究」の「自由」は誰がやっても自由ということでもあるのか?

さて、前置きが長くなったが、お勧めの自由研究はセミの羽化の観察である。これはいい。生命の神秘に触れることのできる貴重な体験でもある。そして、2日あれば完全にできる。お手軽な研究でもある。厳密には「研究」なんぞにならないが、そもそもなんの指導もなしに「自由研究」なんてやらせるほうが悪いのである。

用意するもの:カメラ(デジカメのほうがお勧め)、水槽または虫かご(100円ショップのもので十分)、懐中電灯

下準備:昼間にセミが多い場所を探しておく。ここが一番重要。家の近くの雑木林を探しておく。緑がどの辺にあるか見当がつかない場合は、グーグルマップで自分の家の近くを検索してみるのが良いだろう。地図+写真で家の近くを表示させると、いろいろ面白い。あるいは、これで別の自由研究の課題ができるかもしれない。セミが多いところは、当たり前だが、まずはたくさん鳴いているところ。そして、ここが重要だが、抜け殻がたくさんあるところを探す。子供はセミの抜け殻を探すのは得意のはず。兄弟がいるならば、競わせればあっという間に良い場所が見つかるだろう。これで自由研究の8割は終了である。

幼虫の採集:日没後、昼間に探り当てたポイントに幼虫を探しに行く。懐中電灯を持参のこと。10分くらい気合を入れて探せば、絶対に見つかるはず。1匹では羽化を失敗する可能性があるので、2?3匹は捕まえておきたい。幼虫が気持ち悪くてつかめないという人はいるかもしれない。そこまで面倒は見切れない。各自工夫して捕まえてください。水槽(虫かご)に入れて持ち帰る。

観察:捕まえてきた幼虫を網戸などに放す。もちろん、家の内側。後はカメラを用意して、ひたすら待つしかない。いったん羽化が始まったら、なるべく同じ角度で撮りまくる。フィルムカメラの場合は、撮影時刻も忘れずメモしておくこと。失敗を気にしなくていいことと、撮影時刻が自動的に入るデジカメは、こんなときぴったりのツールになる。ビデオカメラに収めるのも素晴らしいと思うが、自由研究は最終的に紙ベースになるはずなので、いずれにせよ「静止画」の形に切り取る必要はあるだろう。

昨日実際に試したところでは、18時半過ぎに家を出て、帰ってきたのは19時。最初の1匹の羽化が始まったのが20時半過ぎ。目に見えるおおむねの変化は1時間くらいなので、トータルでさほど時間もかからない。

後は撮った写真からめぼしいのを抜粋し、写真をレポート用紙に貼って、撮影時刻を書き、ひと言コメント、たとえば「口が見えてきた」などと入れるのを繰り返し、最後に全体の感想でもちょろっと書けば終了である。実際に電車男(現小5の息子)は、昨年の自由研究はそれで終わっている。写真撮影はすべて私である。画像を選んだのも私。別に自由研究用に写真を撮っていたわけではないのだが、結果的にそうなった。悩ましい自由研究も、親子で楽しめること間違いなし!

雑木林に入るときのやぶ蚊対策:長袖長ズボンで行きましょう。長袖は雑木林に入る直前に羽織るだけでオーケー。タオルも首に巻く。さらに軍手でもすれば、直接空気に触れるお肌は顔の一部だけ。顔の近辺は「ブ?ン」といういやな音で蚊に気づくので、けっこう避けられる。あ、サンダルで行ってもいいけど、靴下も履いてね。虫除けスプレーはあまり効かないと思ったほうが無難。それよりも肌の露出を防ぐこと。

自由研究がうまくいったら教えてね♪学校の先生の「手抜き」について議論する気もないので、そこのところもよろしく。
昨日も今日も夜の風は涼しい。庭より南側、つまり隣の家の敷地から、ついにコオロギの鳴き声が聞こえてくる。
昨日の昼間、蚊に食われながらアブラゼミとミンミンゼミのツーショットを撮った竹の多い雑木林、セミの抜け殻も多く、しかもミンミンゼミが多かったので、電車男がキャンプから帰ってきたら幼虫を取りに行くのはここだと決める。やつは去年と同じ公園に行きたがっていたが、片道飛ばしても15分はかかるので、家から5分かからないここにした。

サザエさんのオープニングテーマで夕寝から目覚めた私は、『平成教育学院』が見られなくなるからと若干嫌がる電車男を促して、完全防備でいざ出陣。やつは半袖半ズボンに虫除けスプレーで出かけた。経験的に、虫除けスプレーではやられる。

現地に着くと、思ったよりは幼虫探しに苦戦した。なにしろ、去年行ったところは、あちこちで羽化が始まっており、感動の雨あられだったから。時間帯が違うせいもあるが、セミの絶対数が違うことのほうが大きいだろう。それでも、この場所は今年の夏休みに私が見たところでは一番セミが多そうなところだった。なにはともあれ、ぐるっと1週して、1匹だけ捕まえた。もう1匹いたが、動きが止まっていたのでパスした。あくまでも歩いて移動中のものだけをターゲットにした。止まっているやつはいつ背中が割れて、羽化が始まるかわからない。
穴から出てくるセミの幼虫電車男が2匹は持ち帰りたいというので、もう1週することに。今度は懐中電灯は私が持った。すると、なんと、穴から顔を出している幼虫に出くわした。はじめて見た。穴からセミの幼虫が出てくるところを見たいと前々から思っていたのだが、それにかなり近いものが見られた。そして、電車男とともに知った。セミの幼虫というものは、穴を貫通させてから、しばらくしてから地上に出てくるものであると。出てくる瞬間に穴がぽこっと開くのかと思ったらそうではなかった。あらかじめ開けておいて、タイミングを見計らって出てくるのだった。こちらが観察していたら、このセミは出てくることなく、いったん引っ込んでしまった。出てきたら捕まえようと思ったが、そんなに間抜けではなかったので、先に行くことに。

ほどなく2匹を捕まえた。一番大きい1匹は電車男がつかんだときにぬるっと下に落としてしまい、背中を打った。無事羽化できるか心配である。
『平成教育学院』が始まる3分前に家に着く。早速、居間の網戸に3匹を張り付ける。1匹は特に抵抗して前脚で私の指をつかもうとした。カマキリと似たような動きである。最初の20分くらいは、ずうっと私は様子を伺っていたが、そのうちあきらめ、テレビを見、そして夜ご飯を食べた。途中、一番小さいやつが網戸から落下したりもしたが、もう一度網戸に張り付けておいた。

女優が「名前付けないの?」とご飯を食べながら言うので、「名前なんてない!アブラゼミだ!」と言ったものの「1号、2号、3号だ!」と仮面ライダー風に言ったら、「上から1号、2号、3号」ということになった。1号は一番大きいやつで取るときに背中を打ったやつだ。元気も一番よく、つるつるすべる網戸の真ん中の取っ手も乗り越えて、さらにその上に行った。2号はその取っ手を乗り越えることなく一度落下したやつだが、左の後脚の先が「骨折」しており、羽化するときどうなるのか心配だった。3号は、一番早く動きを止めたので、一番はじめに羽化するのではないかと思った。
アブラゼミの羽化ふと見ると、1号の背中が割れて、美しい白い裸体が姿を現し始めていた。写真は去年たくさん撮ったので、適当に撮った。最初に撮影したのが20時53分38秒になっている。2号の最初の写真が21時4分30秒。
アブラゼミ3頭の羽化1号、2号、3号同時に写したこの画像は21時17分36秒。3号は予想に反して変化なし、1号、2号は共にのけぞっている。ちなみに、私はこののけぞっている状態が一番好きだ。こののけぞっている時間帯、頼りになるのは、今は抜け殻になった元幼虫の脚と、命綱だけになる。新しい脚は折りたたまれたまま。この命綱、名前がついていたと思うが、忘れた。抜け殻にはこの白い部分が必ずといっていいほどついている。幼虫のときに足場をしっかりしておかなければ、一巻の終わりである。そのような神経細胞があるわけではないから、羽化するセミは何かを「信じて」体重を預けてのけぞるわけではないが、つい感情移入してしまうシーンである。見ていて一番ひやひやする。アブラゼミ1号の羽化 のけぞり21時10分6秒アブラゼミ1号の羽化 のけぞり21時10分32秒
2号がのけぞっているとき、「骨折」していた左の後脚に注目した。再生するのだろうか?残念ながら、折れたその先は抜け殻といっしょに取り残されたようだった。その身体的ハンディキャップはどのような影響を与えるのだろうかと心配したが、脚が短い分、脚の先端が網戸に接触できるように左側に体が寄って、後は特に不自由なく羽化できたようだった。
朝にはおとなしくまだ3匹ともに網戸に張り付いていた。ちょうど図書館から借りている『セミの自然誌』によると、アブラゼミは鳴くようになるまで、つまり性的に成熟するまで4、5日かかるという。すぐに鳴き始めるのかと思っていたが、どうりでおとなしいわけだ。飛び立つ様子もないので、捕まえて、取ってきた所に返すことにした。3号は捕まえて入れてきた小さなプラスチックの水槽に入れてから少し暴れた。2号は少し弱っているような感じだった。前途多難である。1番大きい1号、私がつかんだらおしっこをしやがった。ぴゅーー、ぴゅっと。何も食わなくても出るもんは出るんだな。

林に着き、1本の太い幹に1匹ずつ摑まらせた。すると、ちょうど1匹ずつという感じで順次飛び立っていった。その木の根元のほうには1匹の別のアブラゼミがいたが、翅が伸びきっておらず、かわいそうに羽化失敗だった。鳥に食べられるか、やがて力尽きてアリの餌食になるかだろう。
アブラゼミとミンミンゼミアブラゼミとミンミンゼミのツーショット。アブラゼミは見間違えることはまずないが、ミンミンゼミとヒグラシとツクツクボウシは見た目でまだ判断ができないので、記憶のあるうちに記録しておかないと。鳴いているところを撮ったので右はミンミンゼミのオスで間違いなし。
ザリガニ釣りの風景女優と14時半ごろにザリガニ釣りに出かける。ザリガニ釣りなんて、私自身は中学生のとき以来だ。するめを100円ショップで買って、たこ糸に巻きつけるだけ。湧き水の出る公園に行った。すでに先客あり。向こうは網で取っていた。女優いわく、「先に取られちゃうよ」大丈夫だって。

いそうなところに仕掛け(というほど大げさなものではないが)を垂らすと、しばらくしてやってくる。しかし、私のイメージは大きなアメリカザリガニだったのだが、ここでも外来生物は「駆除」されているのか、在来種の、それも小物ばかり。するめをはさむ力も弱く、これではなかなか釣れない。たこ糸をはさむのがやっとという感じだった。

しかし、なかなか釣れないからこそあれこれ工夫をする必要があり、それがまた楽しかった。ずうっとエサを水中に入れておくと、においがしなくなるようで、しばらくするとザリガニが寄ってこなくなる。そうなったらするめに爪で傷をつけてまたにおいが染み出るようにしてやる。するとやはりまたすぐに寄ってきた。

大きめのザリガニのほうが慎重な気がした。慎重ゆえにここまで生き延びてきたのか。90分近くいて、結局釣れたのは2匹だけ。最初に釣ったのは、なんと女優のほうだった。水中から空気中に引き上げる瞬間が一番難しく、そこで逃げられることが一番多かった。普通の魚釣りでもそうだが、そこは網でフォローしたいところだ。またやるとしたら、けっこうその気なのだが、今度は網も買う必要がある。これも100円ショップでまかなう予定である。
ショウリョウバッタの体液を吸うシオヤアブ朝9時過ぎから1時間ほどB公園に出かけ、11時からは超久しぶりにD公園に行った。D公園は3人で自転車で。いろいろ収穫はあったが、ちょっとショッキングだったのはこれ。D公園に向かう途中、自転車をこいでいて、「あ、カミキリムシ」と思って近づいたら、全然違った。
ショウリョウバッタの体液を吸うシオヤアブ2がっちりつかんで放さないという感じで、最終的にはかなり寄らせてくれた。ぶちゅっと口を刺しているのもわかる。シオヤアブでよいと思うが、別種かもしれない。体液を吸われているショウリョウバッタが、いかにもしなびているのが物悲しい。

※シオヤアブではなくて、これがアオメアブですね。
ツクツクボウシの脱穀それにしても暑い。8時から10時でB公園に行ったが、汗だく。帰ってから30分後、女優が学校のプールに行くときに発見。行ってらっしゃいを家の中で言ったはずなのに、なぜ外から呼ばれるのかと思ったらこれだった。「ずいぶん小さいわね」とはクミゴン。
「ツクツクボウシの抜け殻でしょ。アブラゼミより小さいんだ」
それにしてもどこから来たのか。南隣の家か、西隣か。いずれにせよ道路を渡ってきたことになり、ずいぶん歩いたことになる。

昨日帰ってきてつくづく思ったのは、一気にセミが増えていたこと。夕方にはツクツクボウシも一度だけ聞いた。ツクツクボウシの鳴き声が増えるにつれ、夏の終わりが近づいてくる。まあ、まだまだこれからでしょ。

去年、アブラゼミの幼虫が歩いていた塀の家の植木に4つアブラゼミ(かミンミンゼミ)の抜け殻を見つけた。あの家で育っているらしい。
メヒシバがいっぱいの駐車スペースの芝G高原から17:30ごろ帰ってきてすぐやったことは庭の観察。いたよ、駐車スペースの芝に。
オオカマキリ探しオオカマキリの終齢幼虫。どうやって自分でも見つけることができたのか記憶がない。
オオカマキリ探し2別角度で撮ろうとしたら、すでに移動。
オオカマキリ探し答えこれが答え。といってもこれでもわかりづらい。
オオカマキリ探し3また移動した。
オオカマキリ探し答え2これを見てからまた前の画像を見れば、わかりやすいはず。
ついこの間7月になったばかりだと思ったのだが、もう8月に突入。

去年の梅雨明けは7月30日だったなんて、すっかり忘れていた。温暖化と梅雨の長期化についてちょっと調べていたら、そんなことが出てきてびっくり。それから2003年は冷夏だったと。2002年の日韓ワールドカップの年は、選手が暑さでばてていたのは覚えているけど。その翌年の夏。天候についてはまったくといっていいくらい覚えていない。仕事では大きな変化があった年だから、そっちで頭いっぱいだったんだろう。

いつに何を見たのか、記憶があやふやになっている。今朝の9時数分前、職場に最も近い郵便局の前の植え込みでチョウセンアサガオ(の仲間)の白い花を食べているニジュウヤホシテントウを見た。これは確実な記憶。職場の4階の窓からトンボを見たのは、昨日だったか。さらに数日前(もっと前?いや後?)、鳴き声が聞こえたので見上げたら、やはりコゲラのようだった。逆光でシルエットしか見えなかったが。ギィーというおなじみの声の後、聞きなれない鳴き声がしたが、どのような音だったかは思い出せない。職場を出る直前、「うわぁ!」と一瞬、一人で声を出してしまったよ、立派なクロゴキブリがいたので。これも思い出した。今朝、この前(もう先月22日というずっと前だった!)黄金に輝く翅を見た並びの当『庭の観察』でも時々登場する家の植木のところでアブラゼミの幼虫の抜け殻を見た。その数秒前には遠くからミンミンゼミの鳴き声も聞こえてきた。帰りにはまた、その家の木のあたりから、アブラゼミが逃げるときなどに出す鳴き声を聞いた。仕事まみれでも書き出してみると意外とあるものだ。
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