庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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サヤエンドウの葉にハモグリバエ明け方まで雨が降るという予報だと思ったが、そんな形跡もなく、すっかり乾燥している。暖かいようでちょっと空気も冷たいような。南側の家と家の隙間から一部だけ日が差していたのも束の間、再び全体が日陰になるうちの庭。小さな小さな虫がサヤエンドウの葉に何匹かいて、なにやら物色中。どこから飛んできたのかハモグリバエだろう。すでに幼虫に潜行されているところもあり、エンドウの生長とハモグリバエの成長とスピード勝負である。庭に日がまだあまり当たらないのが痛い。

そうそう、階段にはクモもいた。
フキノトウ(蕗の薹)ディズニーランドに行く直前に向かいの駐車場の脇に生えているものを撮った。去年も出てきていたので、毎年出ているのだろう。気づいたのは去年が初めてだったが。
オオカワヂシャ今週は女優を送り届ける週。もしかしてこれが最後かもしれない。昨日のディズニー疲れもあって、超寝坊。9時半までに届けなければいけないところを10時半くらいにやっと家を出た。日も高くなったので、デジカメも持っていく。帰りにちょっと寄って発見したのがこれ。
オオカワヂシャ2そのうちミズヒマワリに圧倒されてしまうのだが、この時期はまだ見られるオオカワヂシャ。
オオカワヂシャの花画像サイズを大きくして撮ってみたら、花も写っていた。

庭では、今年初めてカタバミが咲いているのを見た。ヒラタアブも飛んでいたし、サヤエンドウの葉に小さな虫も複数止まっていると思ったら、どうもハモグリバエのようだった。サヤエンドウの葉には、すでにいくつも「お絵かき」の跡があった。
ディズニーランドから富士山元旦以来の休み。京葉線の中からも富士山が見えたので、撮れる場所はないかと探したら、あった。厳密には「ディズニーランドから」ではないが。
ディズニーランドから富士山10倍ズーム10倍ズーム。肉眼ではもっとはっきり見えたが。まあ、早朝ではないし、もともとややぼんやりだったが。それにしても、富士山の右側に写っている丸っこい黒っぽいものはなんだ?他の2枚にも場所と濃さを若干変えて写っている。
シンデレラの戴冠式おまけ。「シンデレラの戴冠式」。夜景モードで撮ったがシャッター速度が遅いのなんの。今調べたら、1.6秒だった。どうりで。
カモがいっぱい午前の仕事が終わり、ちょっと寄り道。冷たい風が強く、晴れているのに寒い。楽しみにしていた1日なのに、がっくり。強風でカメラも揺れる。カモがいっぱい。オナガガモか?
ハシビロガモがいっぱい10倍ズームして撮っても、デジカメの画面では何の鳥かわからなかった。こうしてパソコンの画面で見ると、ハシビロガモであった。一度認識できるようになると、次々と目にするものだ。さて、すべて、ハシビロガモのオスとメスなのだろうか(派手なほうがオス)。
逃げるヒキガエル今期ヒキガエル第一号。電車男の撮影。ちょうど20時前後。買い物から帰ってきたクミゴンが悲鳴を上げ、通行人が振り返る。
「いや、カエルがいただけですから」
さらに電車男と女優が家から出て行き、撮影にいたったらしい。道路沿いを歩いていたのが、必死に逃げていき、うちの敷地に入った模様。
タイルの上のヒキガエルタイルの上にちょうど収まり、これならば後日寸法を推定できる。

やはりというべきか、昨年も同時期にほぼ同じようなことをしている
モズあ、何か飛んできた。動きがあるものでないとまず気づかない。
モズ2おお、新種だ。よくわからないが、とりあえず撮っておく。
モズ3手前に柵があり、撮りづらいのだが、とにかく背伸びして何枚も撮る。そのうちの1枚。正面に目がついている(家で画像を見てわかったのだが)。肉食である証。
モズ4地面に降り立った。後ろ姿。
モズ5また飛び立ち、別のところに止まる。
モズ6見返り美人?くちばしの形がよくわかる。
モズ7またちょっと、こっち見てる?
モズ8と思ったらその14秒後には、体そのものも反対向きに。
モズ9で、その16秒後にはまた反対に。

地上からまた木に飛んで止まったあと、カワセミを撮るために大砲を持って待っていたおじさんたちのうち2人がこっちのほうにやってきて、このやけに尾が長く見える小鳥を撮り始めた。私は何も失うものはないのだが、興ざめして、撮るのをやめることにした。

家に帰ってからパソコンの画面で画像を見ると、これは見たことが絶対にある!という鳥だった。調べてびっくり、ああ、これがモズ。春から夏にかけてのどこかで図書館に行く途中にモズらしきものを1枚だけ撮ったものがあるが、こんなにはっきりモズとわかるのを見たのも撮ったのも初めて。もっとも、肉眼ではとてもモズとはわからなかったけど。
ジョウビタキのオスジョウビタキのオスかなあ。アオジを撮った日の12時4分。ジョウビタキ以外の別の候補があったらどなたか教えてください。
歩行者通過違和感はこのときから感じてはいた。ずいぶん寄らせてくれる。圧巻はこの写真のおじさん。通行人。もう飛んでいってしまったのでこの写真に鳥は写っていないが、ニアミス50cmくらいである。私が撮影している横をおじさんが歩いていき、ああ、逃げられちゃうなあと思っていたら、おじさんは足元の小鳥に気づかないし、小鳥のほうは身の危険をまったく感じなかったのか、無視。ウグイスってもっと警戒心が強いんじゃなかったの?
アオジ飛来この後、モズを撮影し、そろそろ時間が近づいてきたので研修場所に行くことに。行く途中で何かに出会う可能性が高いと見て、時間に余裕は持っておいた。読みは的中。自転車を置いたほうに近づいていくと、またウグイスだ!(本当はアオジだが)それにしても、スズメに見える。光の加減で緑っぽく見えるだけじゃないのか?何度も疑った。しかし、鳴き方がチュンチュンチュンというようなスズメ風ではないので、スズメではないと自分に言い聞かせる。この画像はズームせずに1600×1200で撮ったものを縮小したもの。こんなところに画面の右側から複数飛んできた。このサイズではわからないが、細い木の影の中に1羽、アオジがいる。
エサを探すアオジエサを探している。けっこう写真は撮ったが、一番スズメっぽいショット。普通に公園内を歩いているだけだったら、絶対にスズメだとしか思わなかった自信あり。
エサを探すアオジ2同じくエサ探し。口が開いている。
アオジの後ろ姿後ろ姿。4枚のうち真ん中の2枚は日陰。
アオジに最接近一番近づいて撮ったのがこれ。逃げられるの覚悟で。こんなに大きく写ると、大きさの感覚が麻痺する。実際は、スズメと同じかちょっと小さいかなくらいである。
アオジが2羽元旦以来初のフル休日の予定だったが、1時間の研修が昼に入り、衝撃である。しかし、研修会場は隣の駅でもあるので、気持ちを立て直し、その前後にB公園に行くことに決めた。もちろん自転車で。今回は前回はじめて見たウグイスを中心に見ようと決めていた。B公園の敷地に入ると、シジュウカラの鳴き声がした。まるでお出迎え。その後の移動のこともあるので、今日はいつもよりも自転車を奥にとめる。池のほうに降りていき、この前ウグイスが見られたところに着くと、早速1羽見えた。ササの葉の下に隠れて動きがなくなったので、完全に見失う。あきらめて反対側を見ると、いた。あっさりと。2羽も。いくら雨が降った日の翌日だとはいえ、こんなに簡単に見つかっていいのか。何枚か撮ったが、この場所で撮ったものはいまいちだった。
ササの中のアオジこの中にいるのだが、撮った私自身どこにいるのかわからなくなった。
アオジすぐ近くの別のところに移動。確かな情報筋によると、冬にはこのあたりで普通に見られるとのこと。しばらく待っていたら、そのとおりだった。・・・家に帰って画像を見て調べたら、確かにウグイスも写っているが、ウグイスだと思って撮っていたそのほとんどがアオジであった!
(つづく)
シジュウカラ春になると姿を見る以上に、ツピーツピーツピーという甲高い鳴き声をよく聞く。ウグイスを撮ったのと同じ2月16日。これは図書館に行く前の緑のじゅうたんで。背中がきれいだ。
シジュウカラ2こっちは図書館の帰りのK林で。いつも林を自転車で突っ切るが、鳥がいないと思っても、しばらく林の中で待っているとやがて飛んでくることに、いつしか気づいた。そのことを思い出し、自転車を止めてしばらく待っていたら、案の定、2羽来た。手前の枝にピントが合ってしまったり、思ったところに止まってくれなかったりで、けっこう撮るのに苦労する。

この後、B公園にカモたちの写真を撮りに行くのだが、そろそろ帰ろうかというころに、すぐ目の前の低木に鳥が突っ込んできて、え?と思うことが何度かあった。そのうち、それらはシジュウカラであることに気づいた。そして、本当にもう帰ろうとしたときに、ウグイスに遭遇したのだった。
世界的に(特にアジアで)有名な場所。朝一の仕事の後、ちょっと寄ったら、見慣れない鳥に、さらに入り口のところで小鳥が見えたと思ったら、メジロだった。しばらく眺めていたら、「役所の方ですか?」とその場所の木々を剪定している作業中のヒトから話しかけられたりもした。

メジロは少なくとも2羽、ひょっとしたら3羽いて、こちらや周りをキョロキョロ警戒しながら見て、根元付近の樹液を口にしていた。なめると言うより食っているという感じがした。白い塊もできていて、隣の木の枝に移ったメジロが何かくわえていたので、もしかしてこの白いものをくわえていたのかなとも思った。樹液携帯で撮影するために、ぐうっと近づいたら、今まで嗅いだことのないような甘酸っぱいにおいがした。
仕事がやっと落ち着いてきたので、今日はギリギリ出社しようと思い、図書館に行ってから、そしてB公園へ。ウグイス帰ると決めてから、自転車を止めた場所に戻ろうとしている途中、がさごそ後で音がするから振り返って見たら、林の下草のところに何も見えない。公園に入っていったとき、似たようなことがあったが、そのときは振り返るとハシブトガラスがいた。え?と思ってもう一度良く見たら、葉っぱの動いた近くに小鳥がいた。メジロよりもずっとずっと地味な褐色の緑。もしかしてシジュウカラのメスは地味でこんな色なのかとも思う。まさかウグイス?まさか、まさか、こんなところにいるはずが・・・。家に帰って調べたら、まさかだったよ。しかも、こんなところに普通にいるようだった。

ウグイス、生まれてはじめて見た。感激。
雨上がりで、しかもポカポカ。すっかり春という感じだった。朝、家の中からチラッと見た空にも雲。こりゃ富士山は見えないな、今年はあまり富士山を見なかったな、と思った。

11時8分、電車の中から富士山が意外にもはっきり見える。その駅で乗ってきて、私の隣に座った老夫婦、足元がおぼつかないおじいさんのほうが、
「おら(ほら)、富士山」
「え?」
「富士山が見える」
右隣のおばあさんのほうは、聞き取れなくて結局わからなかったようだが、電車の長いすにいっしょに座って、同じ向きを向いて、同じものに目を向けて、同じように感じ入っているのがうれしかった。

昼間の陽気は3月のようだったが、そういえば空の色はどんよりしていなかった。ぽかぽかだが上空は突風なんだと想像した。

夕方、ビルの中はビュービューとすごい音がした。トトロか猫バスが走ってる?そう言おうかと思った。

久しぶりに雨。インフルエンザがはやり始めたようなので、ちょうど良いかも。

電車男10歳の誕生日。初めてヒトの出産を見たのも10年前かあ。
ヒキガエルの皮今朝の出勤時(9時ごろ)に撮影。2日前の記事を参照。さすがに30万画素の画像はきつい(笑)。思いっきりシャープネスをかけている。
肩に止まったハチの仲間カワセミなどを撮った帰り、家に入ろうと思ったら、右肩についていた。左手で、しかも親指で、しかもファインダーをのぞかずに、シャッターを押して撮ったもの。翅の雰囲気、くびれた腰、ハチっぽい。大きさは5mmくらいだったか。
ハチの仲間そうっとコートを脱いで、西日砂利の柵にかけて、両手で撮った。画像サイズを変更して、さあもう1枚ということろで、飛んでいってしまった。
早朝特別業務の後、職場に直行。9時ちょっと前に以前コゲラがいた土地の横の道路に原形をとどめないほどつぶれた「皮」を見た。どう考えてもヒキガエルである。もう動き出しているんだなあ。昨日暖かかったので、死亡してしばらくたつものだろう。

私が現場検証していると、ほうきを持ったおじいさんが声をかけてきた。
「これはなに?」
「ヒキガエルでしょう」
「ヒキガエル・・・。ガマガエルみたいなものか」
「ええ、そうですね」(ガマガエルはヒキガエルの別称である)
「へー、こんなところにね」
「うちの庭にも出ますよ。どこかに池があるんでしょう。親になってからは陸ばかりですけどね。」
「昔は良く見たけどなあ。久しぶりに見た。これ、ヒキガエルだって」
と言って、雇い主らしき人にも教えていた。

啓蟄までまだ1ヶ月近くあるのに、もうヒキガエルが出るとは。雪も全然降らないし、もしかして、記録的な暖冬?先シーズンの冬はあんなに寒かったのに。

しかし、去年の記録を調べてみたら、うちの庭でも2月18日に目撃されていた。
http://konton57.blog8.fc2.com/blog-entry-373.html
さらにWAKAさんのところでは、2月15日に出ていた。
http://blog.hanakoyomi.sunnyday.jp/?eid=449401
産卵のために一度出てきたのかな?

おととい、カワセミなどを撮った帰り。スズメではない小鳥の鳴き声に、ん?と思ってそっちを見たら、メジロ。つーっと目の前を3羽通っていった。今年に入って見たのはみんな2羽か1羽単独で、はじめて3羽という半端な数で見た。
ハシビロガモカワセミを撮った後、オシドリのように派手なやつがいるなあくらいにしか思っていなかったのだが、後頭部の構造色が見事だったので、記録をとっておくことに。
ハシビロガモ2池を一周して元のところに戻ると、そこにもいた。今度は緑ではなくて紫。
ハシビロガモ3家で調べたら、ハシビロガモがビンゴだった。嘴(くちばし)の広い鴨と。英語ではシャベラー(shaveler)だそうな。撮っているときは緑と紫にばかり目がいき、くちばしの形なんぞちっとも意識しなかった。いつでも見られるのかと思ったら、冬鳥なので、春が来る前にまた撮りに行かねば。

他にもキンクロハジロやホシハジロもいるのだが、調べたらみんな冬鳥だった。いるうちに行かねば。
カワセミ久しぶりに午前中に某公園へ。今年は初めてのはず。池にいる鳥を見ていたら、小鳥が近くの木の枝に飛んできた。茶色い。最初、スズメかと思ったが、ちょっと違う。あれ、くちばしが長い。シルエットからするとカワセミのようだが・・・ちっとも青くない。カワセミの幼鳥は、もしかして青いところがなくて茶色いのかなどなど妄想が膨らむ。とりあえず撮っておく。家に帰ってから画面で確認すればいいや。
P2082091kawasemi.jpg次に撮った写真をガンマ補正して調べたら、青い。やはりカワセミだった。こんなに近くで撮ったのは初めて。一応10倍ズームだが。ある程度枚数を撮ってから、逃げられてもいいので、さらに良い角度で距離も近づこうとしたら、やはり逃げられた。このときは水面を超低空飛行で(数十センチの高さ)でまっすぐ向こうに行った。
P2082093kawasemi.jpg池をぐるっと半周して10数分後。今度ははっきりそれとわかるカワセミがまた飛んできた。
カワセミのいるところ今度も何枚も撮ったが、引いて撮るとこんなところ。この中に写っているのだが、撮った私自身、どこにいるのかわからなくなった。
朝を起きたら、少々のどの奥がかゆく、しばらくすると目もほんのわずかだがかゆみを感じた。しばらくして思った。もしや、スギ花粉?ほのかだが、もう来たか。
今日は、昼間、コートを着て歩くのは暑くて無理だった。立春を過ぎたので、これからはジグザグしながら気温が上がっていく。昨シーズンの冬が厳しかったからだろうか、こんなに暖かい冬は記憶にない。少なくとも、今の家に住んでからはもっとも暖かいと思う。
クミゴンに聞いたのだが、朝、今シーズン初めて水が凍ったという。久しぶりに早朝特別業務がなく、目覚ましもかけずに起きたので朝が寒いというのは知らなかった。出勤するころには、今日は暖かいなあと思っていたので。
私の場合、冬は勤めてだなあ。いや、冬も勤めてか。
それはともかく、今日の早朝特別業務、ちょっと遅くなり急いでいた。普通なら階段をドタドタ行くところ、珍しくエレベーターを使った。そのため、駅につながる遊歩道に出たときは、結果としてあまり音を立てていなかった。そうしたら数メートル先にハクセキレイがいた。すぐ飛んで行ってしまったが、お互いに不意打ちだった。

その後、バスに乗って目的地に着くと、何種類かの鳥が見られた。鳴き声ではっきり区別がつくのはハシブトカラスとシジュウカラだけ。見た目ではカラスとハトだけ。すぐ目の前に来てくれる昆虫や手にとって見られる草と比べて、鳥は難しい。

葉っぱのない冬は鳥を見るチャンスだが、それも早朝は良いようだが、それでも観察は満足できるレベルから程遠い。ふぅ。何か良い方法はないものか。
早朝特別業務中の出来事。そこは両側4車線の大きな道路だったが、木々も近くに多いのか、鳥がいろいろいた。ヒヨドリくらいの大きさに見えたのはツグミだったのだろうか。ズームする機械の目がほしかった。ツピーツピーと春先ほどではないが、だんだんそれらしい鳴き方になってきているシジュウカラもいた。

道路の向こう側に見える大きく黒っぽいのは、やっぱりカラスかなと思って見ていたら、こちらのほうに飛んできて、近くの街路樹の上に止まった。ヒトに近づいてくるのは珍しいと思った。私からの視線を感じたように思えた。少しすると、飛んでいってしまったが、その先を目で追っていくと、なんと、3?4階建てのアパートのベランダに止まった。しかも、その家のおばちゃんが洗濯物を干しているところである。これは驚きである。カラスはかなり慎重で、ヒトが近づいてきたら逃げることはあっても、わざわざ自分からヒトに近づくというのは、威嚇等を除いて考えられない。その家のおばちゃんは、あっちへ行けというしぐさを一回したきりで、あとは無視をしているようだった。無視というよりは、カラスもおばちゃんもお互いの存在を受け入れているようにも見えてきた。

しばらくするとカラスはまたこちらのほうへ飛んで戻ってきた。近づいてきたときに、私は気づいた。そのハシブトカラスは何かをくわえている。長細い何か、色と形からしてフランスパンのように見えた。おばちゃんがあげなければ、こんな獲物はそうそう手に(口に)できないはずだ。驚いたことに、おばちゃんとカラスはそういう関係を作り上げているようだった。

カラスはさっきいた木よりも少し先の街灯のかさの上に止まった。するとヒヨドリ大の鳥が鳴き、同じ種類の鳥がさらにその近くにやってきた。また、スズメ大の鳥が2羽、カラスの近くの木にやはり止まった。おこぼれを狙っているとしか思えない。カラスはその街灯の上で少し食事をしようとしたようだが、さほど時間もたたないうちにまた道路の向こうに飛んでいってしまった。2羽の小鳥はすぐそのカラスがいたところに舞い降りた。やはり、である。
おととしから去年の厳しい寒さがまだ脳裏にあって余計そう感じるのか、とにかく暖冬である。今が年間で一番気温が下がるはずだが、楽だ。12月末から1月のはじめにかけてのほうが、体が慣れていない分、よほどつらく感じる。

今年の冬の暖かさが、いわゆる地球温暖化と関係があるかどうかはわからない。いずれにせよ、地球温暖化は悪いことばかりに目が向けられるが、良い面にもきちんと目を向けるべきである。地球温暖化で得するヒト損するヒト両方いるのである。また、同じヒトにとっても損得両方あるのである。
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