庭の観察記録
身近な自然の観察記。すぐそこにある自然を通じて、生物の多様性と神秘を味わい、クォークから宇宙まで想いを馳せる。
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P5290073s.jpgこの前の日曜日、外出先から家に着く寸前。
これはヒルガオかな、コヒルガオかなと眺めながらいつものスポットを通り過ぎ、おっと、こんなところにもこんなちっちゃな背でヒルガオが咲いている!と思って、近づいたら・・・。

ヒルガオじゃなかった!


P5290076s.jpg葉はほぼ対生でついている。おまけにこんなちっちゃいのに、ハモグリバエつき。
がくは5枚っぽくて、放射対称の合弁花。当てはまるのはリンドウ目だが・・・。

この子は何者でしょう。誰かわかる方、教えてください。


ちなみに、今、サンダル突っかけて、庭から見に行ったら(そういう至近距離)、花は閉じ気味に垂れ下がってました。
P5310001s.jpg咲いているのはこういうところ。大きさの比較のため、鉛筆を置いた。上の土地は売り出し中の更地。毎年、ヤブガラシが大威張り。今はイヌムギも繁殖中。画面のずっと左側にヒルガオがあり、ちょっと右側に自生しているオシロイバナがある。しかし、この花と同じ植物はこの2年間ここでは見たことない。謎。

どうでもいいけど、この写真を撮っているとき、この土地をつっきてきたおばさんに、じろじろ見られた。ホント、どうでもいいけど!


庭のタイワンヒゲナガアブラムシのついていたタンポポ、さっき見たら1匹だけ別の緑のアブラムシがついていた。

アゲハの幼虫に散々食われたサンショウ、また先端のほうでかわゆい新芽を出し始めた。
P5290008s.jpgこれはどっちであろう。家で調べようと思って、とりあえず撮っておいた。アスファルトから出ているというお気に入りの生え方だし。

根っこがイモなのはイモカタバミというのはそりゃわかるが、抜くわけにもいかず。花だけ見るにはどうしたらいいかと調べたら、なんと、やくが黄色いのはイモカタバミ、白いのはムラサキカタバミ。なんてわかりやすい。しかし、この画像ではわからない・・・。先に知っていればもっとアップで撮ったのに。

黄色っぽいかな・・・。

ムラサキカタバミは、種子は作らないそうなので、こんなアスファルトの下に都合よく鱗茎が残っているとはちょっと考えにくい。




P5040069s.jpgこっちは文句なしにイモカタバミ。久美ちゃん(妻)の職場の裏庭。撮影は5月4日。

ムラサキカタバミの根も含めた全体はほぼにちブログのムラサキとアカのカタバミに出ている。
P5290066s.jpg2つ前の「ヒメカメノコテントウ」のところに書いた、

「また、その先にももう一つ遅れてセイヨウタンポポが生長しており、こちらは昨日初めて1個目の花を咲かせた。こちらも2個目のつぼみも準備中。」


の2つ目のつぼみが花開いた。ヒラタアブが来ていたが、このハチがすごい勢いでタンポポの花に頭を突っ込んでいったせいか、逃げてしまった。

頭を突っ込んでいるところを撮りたかったがうまくいかず、用が済んだら飛んでいってしまった。ため息交じりにタンポポを眺めていると、茎のところにアブラムシ発見。しかも赤っぽい。バラなどについているおなじみさんとは違う。ニヤリ。最初の画像にもそのアブラムシさんたちはエキストラとして写っている。

ちょうど今図書館から『校庭のクモ・ダニ・アブラムシ』全国農村教育協会)というマニアックな片手サイズの図鑑を借りていて、つい先日、タンポポアブラムシについて知ったばかり。わくわく。
P5290067s.jpg撮りづらかったので茎をひん曲げた。私の指は決して太くない。むしろ、女の手みたいとよく言われるほど華奢である。これでどれだけ小さいかは少しはわかってもらえるだろうか。
P5290075s.jpgここまで撮ってから、図鑑で調べる。うーん、タンポポアブラムシは赤くない!これではなんだかわからん。画像サイズを大きくすればいいことに気づく(普段はめったに使わないのあまり気づきもしない)。
20050529224846s.jpg触角がなげぇ??。そういえば、○○ヒゲナガアブラムシっていろいろ出ていたなということを思い出す。赤いタイプでは、セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシとタイワンヒゲナガアブラムシが近い。図鑑の記述の内容や姿形から、タイワンヒゲナガアブラムシと決定。

タイワンヒゲナガアブラムシは、宿主転換をせず、レタスの害虫であるとともに、アキノノゲシやハルノノゲシ、オニタビラコにも見られるということなので、同じキク科のセイヨウタンポポについてもおかしくないだろう。アキノノゲシでよく見られるというようなことも書いてあるが、おそらく、このアブラムシの繁殖の旺盛な時期とマッチするのだろう。

口をぶちゅっと茎にしっかり刺し、後ろ足を上げているのが、なんかいじらしい。私がレタスの栽培農家ならば、こんなことは言っていられないだろうが。

これらを撮影したのは、10時18分?35分だが、11時には、タンポポは花を閉じてしまった。タンポポの茎を触ったからか、アブラムシに栄養を取られているからか、受粉が十分だからか、はたまた別の理由かは定かではない。
20050529231134s.jpgその6時間後。おしりの角状管から何か出している。攻撃されると警報フェロモンを出すと書いてあるサイトもあるが、そこのとはちょっと色が違う。何も誰も攻撃してないし。

このタンポポについているアブラムシは、羽根つきで大きいのは、1匹だけ。あとはすべて、この大きいメスが産んだクローンだろう。このあとどうなるか、かなり楽しみである。
とにかくうちの庭は、今はカタバミ天国。
しかし、最近きづいたが、よく見てみると、青々しているのは花を盛んに咲かせているところ。花がおおむね咲き終わり、果実をたくさん作っているところは、どうも枯れ始めたようである。少なくとも、一時の勢いはなくなっている。

P5210033s.jpgここもそんな一画である。たまたまアカカタバミも生えているので、必要以上にカタバミの葉がなくなっているように見えるが。
いずれにせよ、花を咲かせている右上の「新品」に比べて、その他の葉はいかにも「中古」という感じがする。

いくつかの葉の上に、飛び散ったカタバミの種子が見える。わかるかな?

さらに、この画像の中には、ヒシバッタもいる。わかるかな?
そもそもこの写真はヒシバッタを撮ったもの。

肉眼で見ているときは、音と動きを追ったうえでそこを見ているので、難なく見つかるが、ひとたびファインダー越しに見ると実に見にくい。撮った画像をパソコン上で見ても予想以上に見づらい。見事な擬態。

どこにいるか見つかりました?
ヒント:もともとヒシバッタを撮ったものなので、画面中央付近にいるはず。
P5270061s.jpg1ヶ月くらい前だったと思うのだが、鉢植えのバラの葉に私が見たとこないテントウムシの幼虫がついていた。調べたら、それがヒメカメノコテントウだった。そのときは残念ながら写真は撮らなかった。

そのことはすっかり忘れていたのだが、今朝、そのバラのところにこれまた見慣れないテントウムシの成虫がいて、埋もれていた過去の記憶とつながった。調べてみるとやっぱりそうだった。これがヒメカメノコテントウ。

幼虫も成虫もアブラムシを食べる。



P5120039s.jpgこのバラにはかつて新芽のところにいっぱいアブラムシがついていた。これは5月12日の撮影。この画像の元新芽は、今はクロケシツブチョッキリにやられ、しおれて垂れ下がっている。

他のところからまた新芽が出ており、そこにはこれよりも小さな個体のアブラムシがやっぱりついている。

アブラムシは正直で、捕食されたわけでもないのにそれまでいたアブラムシがいなくなると、その植物はピンチである。実際、最初の画像では、バラの葉はうどん粉病になってきている。


庭のセイヨウタンポポ、3個目の花を今日咲かせた。4個目のつぼみも準備中。葉っぱがものすごく大きくなってきたが、その大部分を庭の番人であるヒトにちぎられた。
また、その先にももう一つ遅れてセイヨウタンポポが生長しており、こちらは昨日初めて1個目の花を咲かせた。こちらも2個目のつぼみも準備中。


サンショウの木の近くのフェンスにスズメが止まるのを目撃。2回、サンショウのほうを覗き込んだ。スズメって、あんな小さなくちばしでアゲハの幼虫食べられるの?小さい幼虫なら食べられるだろうが、はたして食べるのか?
P5210041s.jpgチチコグサモドキともども、見ているだけで悲しくなってくる草だ。花がまさに咲いているとき、もう咲き終わったのかと錯覚してしまう。
それでも、まだウラジロチチコグサのほうがましか。
P5210044s.jpg初冬のロゼットは、うちの庭ではとても目立っていた。葉の裏側が文字通り白いのですぐわかる。

どちらの個体も新芽は青々としている。しかし、葉が縮れていて、どこか貧乏臭い。悲しい。悲しすぎる。

写真をあまり撮る気がしないのだが、生命力にあふれ、美しいと思ったからとってみた。それでもこの程度なのである・・・。もっとアップのも撮っておけばよかったか。ちなみに撮影したのは5月21日(結婚10周年の日である!)。
昨日の夜は雨が降っていなかったので見なかった。今朝見たら、アゲハの終令幼虫が3匹ともいない。昨日の昼間にハチか鳥にやられたか・・・。
2匹は丸々肥えてきて、まさに食べごろ。お肌のぴちぴちさから言って、蛹になるべく移動したとも考えられるが、三男はまだだろう。全部食われたと考えるのが一番自然である。心にぽっかり空白。


20050525105145s.jpgクロケシツブチョッキリをまたバラのところで見るようになった。「合体」中。全部で4匹写っている。このあと3Pになった。


カトレアクローバー、思ったよりも次々に花を咲かせている。園芸種とはいえ、さすがにマメ科。感心しながら眺めているとちょっとしたものを発見してしまった。あらら。あちこちの茎がこんもり土で覆われている。これはアリだ・・・。中にはアブラムシか・・・。昨日職場にデジカメを置いてきたのが悔やまれる。
今日は雨が降ったので、もしやヒキガエルちゃんが庭に来るのではないかと、わくわくしながら、帰宅と同時にかばんと懐中電灯を持ち替えて、そのまま庭に直行。目当てのものとはまったく違うものにたどり着く。

アゲハ三兄弟の無事を確認しに行くと・・・大きくなった2匹はすぐ発見。葉が丸々なくなったサンショウと丸々太っている幼虫が対照的。もう1匹のやや小さいやつも程なく発見。ん???、ショウジョウバエだか羽つきのアブラムシみたいなやつが体についている。豊かなヒップにくびれたウエスト。うーん、これはもしや寄生バチ。産卵する気かぁ、こらぁ。

すぐデジカメで撮影することも考えたが、ええい、幼虫の救助が優先。もう卵を産みつけてしまったかもしれないが、今見るかぎり、産卵管は突き刺していない。デジカメではなく、庭専用(処刑専用)のはさみを取り出す(すぐそばの外の水道の近くにぶら下げてある)。羽つきのアブラムシでやるときと同じように、狙いは羽。小さいし、深くはさもうとすると幼虫も傷つけてしまうので、なかなかうまくいかない。しかし、5,6度の空振りを経て、見事捕獲。部屋に持ってきて、さっそく撮影。その一枚がこれ。
aomushikobachis.jpg「アゲハ 幼虫 寄生」で検索するとめぼしいのは「アゲハヒメバチ」と「アオムシコバチ」の2つ。前者はいくつかの画像を見ると、けっこう大きいようで驚愕。赤い色は入っていないし、まず違う。他にめぼしいものもなさそうだし、後者なのだと思う。

それにしても、ネットで調べるかぎり、アオムシコバチは、さなぎに産卵すると書いてあるところと、終令幼虫や前蛹に産卵すると書いてあるところがある。多分全部正しいんだろうな。さなぎに産卵が正しくあってほしいものだが。aomushikobachi2.jpg
20050522225904s.jpg3月18日の撮影。緑のじゅうたんを撮ったところから約1km上流。

画面右側には、まだ勢力を拡大していないオランダガラシが見える。手前はキショウブ。その間を埋めるように左側半分にあるのはオオフサモ。右側はよくわからない。

住宅地を流れる川沿いに自転車をこいでいると、ここだけ、何じゃこりゃ、白くてでかい花がある。よくわからないけど、ズームして、撮っておこっと。として残しておいたのがこれである。その後、オランダカイウ(オランダ海芋、別名:カラー)とわかった。
P3180038s.jpgヤシ亜綱の植物は、多くは個々の花は、小さいが集まって花序を作り、仏炎苞と呼ばれる大きな総苞に包まれる。仏炎苞というのはなかなかすごいネーミングだが、日本人にはイメージがつかみやすくて、ちょっとうけた。この時期はまだ花序が十分発達していないのか、それとも写りが悪いだけなのか。たぶん前者だと思う。当時のイメージは、白!だったから。


P5020088s.jpgこちらは5月2日の撮影。オランダガラシも咲いている。

ちなみに、今日22日も咲いていたと子供から報告が入っている。
うちのサンショウには現在、少なくとも2種類2匹のクモが居座りついている。1匹がこれ。
midorinokumos.jpgこの手のタイプは、基本的に飛んでくるものを素手で(素足で?)キャッチするようなのだが、はたしてアゲハの幼虫とかち合ったらどうするのであろうか。

アゲハのほうは春型のなりたての終令幼虫とはいえ、このクモよりは十分大きい。このクモはサンショウの比較的新芽のとげと比べればその小ささが少しはわかるだろうか。手にしている(足にしている)獲物は小さな小さな(おそらく)ハチである。右側の枝はすでにアゲハの幼虫に丸裸にされ、茎の先端部も食われている。

今日の出勤直前、終令幼虫の見事な食いっぷりを眺めていたら、なんと、恐れていた鉢合わせが実現してしまった。私はあえて手を加えなかった。どちらにも加担をしなかった。ただ見守った。

アゲハがサンショウの葉を1枚平らげたころ、このクモは幼虫のほうを意識して見つめていた。アゲハは2枚目をちょっと食べたところで異変に気づいた。何がきっかけなのかはわからない。しかし、その2枚目の葉には、糸がついていたので、それでわかったのではないかと私はにらんでいる。アゲハは硬直し、葉にかけていた足や口を引っ込め、まっすぐに気をつけの姿勢となった。2匹は対峙して微動だにしない。

アゲハの幼虫が臭い角を出して、サイのようにクモに突進して行ったら面白いだろうなと妄想してみるが、そんなことが起こるわけもない。時間だけが過ぎ、あきらめて出社することに。あのあとはいったいどうなったのだろう。もしもクモがアゲハの幼虫をえさとするならとっくにしているだろう。狩るには十分の至近距離だったと思う。

今日はあわせて今年初めて庭でアシナガバチを見た。去年は計4回アシナガバチが巣を作りに来たことを考えなくとも、今年は極端にアシナガバチを見ない。去年が多すぎたのかもしれないが。いずれにせよ、これから幼虫は狩の対象になってしまうだろう。せっかくここまで来たのに、それは避けたいものだが・・・。

P5210035s.jpgそれから、恐ろしいことに、今日、1匹だけだが1令幼虫を発見してしまった。1匹で済むはずがない。実際、あちこちで、サンショウの葉が少しだけ食われているのを見かける。ど、どうなるんだ、これから・・・。
何時間も同じ場所にとどまっている幼虫が心配だった。いくらなんでも長すぎないか。しかも、サンショウの木の下のほうで、葉っぱ自体も不安定。再掲すると、こんなだよ。P5190008s.jpg

朝起きて、おおむね身支度整えて、窓からサンショウを眺めてみる。あ、緑に脱皮している途中だ!

あわててデジカメを持って、玄関から回って見に行った。
幻覚だった。まだ黒い。しかも同じ場所にいる。もう24時間以上たっている。しかし、今もう一回画像と朝の記憶をすり合わせてみても、白い部分がうっすら緑に見えたことだけは間違いない。今日中には、幼虫として最後の脱皮をするはず・・・。

最近の帰宅時の私の最大の関心は、クビキリギリスが鳴いているかどうか、鳴いているならどこで鳴いているか、である。
昨日19日(木)は仕事が休みだったので深夜のそれは聞いていないが、夜9時半にアゲハの幼虫を子供と見に行ったとき、うちの西側の家の庭から鳴いているのが聞こえた。
その前日の18日(水)はうちの南側の隣の家の庭の木のあたりから聞こえてきた。クビキリギスを夜にはじめて目撃した場所でも鳴いていた。私の前を歩いていたちょっと千鳥足風のおじさんもその植木を覗き込んでいたのがおかしかった。
今日20日(金)は、日中は暑かったのに、夜はやや冷え込み、私の帰宅時(25時半ごろ)には、どこも鳴いていなかった。

今夜はカエルが庭に来るかも。そんな期待もしていた。クビキリギリスから意識はヒキガエルへ。暗いアスファルトに落ちている物体をもしや!と近寄って見入ったら、枯葉だったり。売り出し中の更地も雨が降ったらヒキガエル天国?ムフフと夢想しつつフェンスにまきついたヤブガラシがまだ処分されていないかもチェックしながら帰宅。

26時すぎ、パソコンの前で急にアゲハのことを思い出した。おお、そう言えばどうなっているだろう、と。そう思うといてもたってもいられず、デジカメと懐中電灯を持って、いざ庭へ。

でも、頭はカエルに会えるのではないかという期待でいっぱい。駐車スペースの芝に捨てられたような葉かなにかと、庭に入ってすぐ左の大きな平たい石を、それぞれカエルと一瞬見間違えた。
石のほうは、大きさからして、カエルならば超巨大になるので、ありえないだろうと思いつつも、これがカエルだったらすごいという願望もあり、左足で試しに2度も触ってみた。やっぱり石だったが。

庭の一番奥(といっても昼なら大またで数歩で着く)のサンショウに慎重にたどり着く。上から照らしていくと、青虫君はすぐに目に入る。さて、ずうっととまっていた葉は・・・。いない!下に落っこちたか?思わず懐中電灯を下に向ける。昼間以上に他の草が覆い茂って見え、たとえ落ちていてもこれではわかりづらい(そもそも昼間に落ちていたらアリのご馳走だろう)。上のほうを照らすと、いたあ?。しかし、これは長男か、次男かもしれない。しかし、三兄弟はすぐに見つかった。無事、終冷幼虫に脱皮できていた。ホッ。他の2匹は明らかに前日よりも大きくなっていたので撮るべきものはすぐわかった。では、記念撮影。

ところがそのとき、デジカメの下のほうではじける音!ポツポツ、ポツポツ。ん?なんじゃ?だが、原因はすぐにわかった。左手に懐中電灯、右手にデジカメを持っていたが、デジカメのストラップが垂れ下がってカタバミの果実に触れたのだった。夜の庭の観察は久しぶりだったので、ちょっとびくった。

気を取り直し、ハイ、ポーズ。
P5210021s.jpg
なお、便宜的に「兄弟」という言葉を使っていますが、私にはナミアゲハの幼虫のオスメスはわかりません。あしからず。
日々ネタは増えていくが、同時に優先順位の低さから埋もれていくものもある。
まだ出していないもので、どれくらいあるものなのか、ちょっと調べて書き出してみた。

ツタバウンラン
キショウブ
オランダカイウ
カメ
地衣類
ジグモ
白いアブラナ科
コサギ
コニファー
カモ
白いアブラナ科(2)
ムラサキケマン
スミレ
ナズナ
タンポポ
オオイヌノフグリ
スギナ
スミレ(2)
カラスノエンドウ
ムラサキハナナ
アメリカオニアザミ
スミレ(3)
ナデシコ科
鉢植えのバラの生長
鉢植えのアジサイの生長
ドクダミ
アオギヌゴケ科?ナガヒツジゴケ?
シダ
シダ(2)
サンショウ
クモ
パンジー

思ったよりも多いので、今年の3月から4月14日までで切り上げた。これだけでも1か月分のネタがあるのか・・・。
最大で9匹まで数えられたが、今では3匹だけとなっている。P5190005s.jpgついに終令幼虫へ。これからモリモリ食うんだよなあ。毎日見ているはずなので、脱皮したのは昨日から今日にかけてということになる。昨日の出勤時にはまだ黒かったから。
P5190006s.jpgこっちのほうが大きい。とはいえ、どちらもさすがに春型のアゲハ。終令幼虫にしてはとっても小さい。一緒に写っているサンショウの葉と大きさを比べてみてね(それでも実際よりは大きく見えている)。
P5190008s.jpgこちらはまだ。撮影してから7時間以上たつが、まったく動いていない。見るごとに場所が変わって、食べるのと休憩(消化?)を繰り返している青虫君たちと対照的。こちらもまもなく脱皮か。あるいは病気?
nobirus.jpgノビルにまきつくヤブガラシ。5月4日の撮影。なんとなく色がGWのころの新緑の色。気のせいかなあ。

ノビルについてくわしいことは花図鑑のボロボロブログ!に出ています。

ところで、この写真には、ノビルとヤブガラシのほかに、カヤツリグサ科の草とカラスノエンドウ、向こう側にはイネ科の草なども写っている。シダにそれから・・・。

このカヤツリグサ科の草がなんだかわからない。茎が三角形なので、カヤツリグサ科であることは間違いないと思うが・・・。これについてはまた後日。
P5160001s.jpgカトレアクローバーが開花した。去年の4月下旬かGW中くらいに花が咲いている苗を105円で買って庭に移植したものだが、なんとか1年もった。花そのものはちょっと控えめになった感じがするが。

カトレアクローバーの周りには、カタバミがいっぱい。果実もたくさんできている。そろそろちょっとでも触れると種子をプリプリ飛ばすようになるところ。

P5160002s.jpg手前は同じ花。
左のカタバミの花には何か虫も来ている。
今年のGWに、このカトレアクローバーを買いにいったところに行ったが、もう旬が過ぎたためか、奥のほうに追いやられ、200円だった。しかも、とんでもないことに、カトレアクローバーの苗にカタバミがたくさん繁殖していた。黄色い花も咲いていたし(笑)。ありゃ、詐欺だよぉ?。
P5080034s.jpgずうっと、すぐ隣の家の園芸植物の種がこぼれたものと思っていた。

P5080032s.jpg花と実。

P5080030s.jpg

P5120044s.jpgはす向かいの売り出し中の更地。しばらく楽しめそう。もともとアパートが建っているときも私にとって大切な観察スポットだったが、更地になって、いよいよ雑草の天国へ。

5月12日、巨大な双葉を発見。あまりの大きさに驚愕。
絶対、もとは日本の植物ではない。

しばらく考えたが、もしや・・・。
P5120045s.jpgしかもたくさん。
毎年自生して、この本葉に近い形をした植物といえば・・・ホウセンカ!?
P5120027s.jpg5月12日10時45分の撮影。これより前に見たときは、穴の中にこれとは別の何かが見えた。これはナメクジであろう。

地面が湿ったことによって浮き出たが、マッチ棒のすぐ先やその右にあるもの。これはヒマワリの種である。3つ並んでいるうち特に真ん中のは菌類がびっしりついていて、まず発芽はしないだろう。
参考:はじめの巣穴


P5120034s.jpgその約100分後、12時26分。ダンゴムシが今まさに入らんとしていた。

次に見たときは、このダンゴムシはどこかに行ってしまっていた。穴の中に見えるのは、どうも別のダンゴムシのようだった。これはナメクジが見える前に見たものと同じである。
P5120066s.jpgうちのはす向かいの売り出し中の更地。ヤブガラシはどんどん生長中。あわせて虫もどんどん増殖中。これは何の卵だろう。
葉の裏などにもやや点在して産みつけられている。直径1mm程度か。

写真にはおまけで赤いちっちゃな虫も写っている。クモなのかダニなのか。


P5120049s.jpgただいま売り出し中なのは土地なのかヤブガラシなのか。

P5120048s.jpg

P5110038s.jpgチャレンジ3年生の教材。種をセットしたのは5月5日。芽が出たのは8日。そして、11日、双葉が開いていたのに気づく。
ほとんどモヤシ状態だな。
P5050015s.jpgヘラオオバコをはじめてみたのは、もう4年前、子供の保育園の遠足についていったときだった(もともと親同伴。両親が働いている保育園なのに)。
それ以来、見るところでしか見ない。
これはこどもの日に撮影したものだが、気合を入れれば自転車で行かれる距離であり、ちょっと意外な感じがした。
P5050018s.jpg花の咲き方が面白い。セサミストリートに出てくるキャラクターを思い起こしてしまうのは私だけだろうか。
P5050019s.jpg

P5050020s.jpgこちらはこれから花が咲くのか、それとも咲いた後なのか。
5月くらいになると、毎年、ジーーーーーーーーーーーと切れ目なく鳴くうるさい虫がおり、なんだろうとずうっと思っていたが、今日はじめて正体を知った。今までケラだと誰となく聞かされていたが、違った。

仕事の帰り(午前1時半ごろ)、いつものアパート前を通るとよく聞く例の音。今年も鳴き始めたか(もっと前から鳴いていたかもしれないが、私の意識に上るのは今シーズンはこれが初めてだった)。

今までケラだと思わされていたこともあり、少なくとも地面から聞こえてくるのかと思っていたが、木の上から聞こえてくるので、もうちょっと音源をくわしく確かめてみようと思った。

耳を傾けるも、アオマツムシの居場所を突き止める場合と同様、あちこちの木の葉に音が反響して、意外と居場所を突き止めるのが難しい。

昔テレビで見た、サバンナに住む耳の大きな、地中の虫を捕まえて食べる夜行性のほ乳類のまねをして、右の耳、左の耳と交互に聞いてみると、思いのほか違ったところから音が聞こえてきて、やがて音源の方向を絞り込むことができた。

はじめは自分よりも高い位置の木の枝か幹から聞こえてくると思っていたが、なんと、へそよりも下の位置のツツジかなにかの低木から聞こえてきているのだった。そう確信できたのは、思ったよりもずっと大きな緑の虫が見えたからだった。

(緑色の細いキリギリスの仲間なのか!)

暗闇の中、いくら目を凝らしてみても、翅やお腹を振動させているようには見えず、目にしているのはメスで鳴いているオスは他にどこかいるのかとも思った。家にいったん帰ってからデジカメで撮影したいところだが、この場所でフラッシュをたいたら、捕まってしまいそうである。すぐ目の前は1階の家の窓がある。カーテンは一応閉まっているが、リスキーだ。

あきらめて家に帰り、さっそく調べる。
ちょうど図書館から借りている『校庭の昆虫』(全国農村教育協会)でまず調べる。この校庭シリーズは、出ている種類が本当に身近なものに絞ってあるで、検索がしやすい。

すぐに見つかった。
出現期10月?翌年7月は、一瞬目を疑ったが、成虫で越冬という記述で納得。以下のような説明も。

夜間、草上でジーンと連続的に鳴く。何かにかみついたところを無理やり引き離そうとすると、首がちぎれることがあるので「クビキリ」ギスと呼ばれる。


ひょえ??。
P5080035s.jpg何が見える?
同じ風景を見ても、人は見るところが違う。
園芸植物には、私の関心はほとんど向かない。
が、そこに虫が来ているとなると、話はまったく変わってくる。

ぱっと見て、「あ、花になにか来ている。小さい粒々」心ときめく。そして、デジカメを取りに行く。
「ねぇ、あの玄関のところにあるキク科の植物は、何?」

庭に生えている雑草の名前はほとんどわかるが、玄関先にある園芸植物の名前はほとんどわからない!
P5080024s.jpg

P5080027s.jpgハナムグリの仲間であろうか。体長は4mmくらいか。
雨上がりの庭は別の顔になる。
P5070013s.jpg昨日開いたタンポポの綿毛。茎がしなって地面にへばりつきそうになってしまった。いくつかの綿毛が、水の力でくっついている。
帰宅時(7日25時10分)に見たら、綿毛は復活して茎もぴんとまっすぐになっていた。ホッ。
P5070018s.jpgナガミヒナゲシのまだ早い果実。頭に帽子をかぶったように、半球状の水滴。この果実だけさらに右下にも滴をつけている。肉眼だともっとかわいらしく見えたのだが(ピント合わせにも苦労した)。
P5070019s.jpgオニタビラコのつぼみ。あちこちにまん丸の水滴。水の表面張力の強さがなせるわざ。水は身近だが、とても不思議な物質。(これについてはいつか必ずどこかで)
P5070022s.jpg私は、雨上がりの幻想的光景を撮っているつもりだった。腕がいい人ならもっとうまく撮れるだろうと思いながら・・・。そんな矢先、ぎょえ、とんでもないものを発見した。なんだかわかる?たぶんあれだ。去年の経験から。あっちかもしれないが。うれしくなってしまった。

P5070023s.jpg大きさが比較・イメージしやすいように、別の実験用に庭に置いてあるCD-ROMを隣にもってきて撮影。ちなみにこの物体、無臭。
今日(6日)は昼過ぎから雨が降った。雨が降る前に撮った庭の風景。
P5060001s.jpg9時に見たときは、あ、今日綿毛が開くな、と予感させるつぼみの膨らみ具合だった。それが、9:55にはこのように開き始めていた。
P5060009s.jpg10:27にはここまで来た。画面の向こう側がまだ開いていない。
P5060012s.jpgさらにその20分後、家の中から全体を撮った。画面の向こう側がまだ開いていない(正午には開いていた)。
向こうにうなだれている茎は、みどりの日に開いてその日のうちにすべて散ってしまった1つ目の頭花のあと。2、3日前までは、直立していて、反対に綿毛の茎はまだ地面から立ち上がろうとしているところだった。

P5060006s.jpgナガミヒナゲシ、開花直前。つぼみがかわいらしいナガミヒナゲシだが、この状態は、はじめてみた。


ところで、昨日話題にした巣穴だが、どうも空き家になっている雰囲気だった。穴の比較的上部には、何本もの不規則な糸が見えた。クモの糸なのだろうが、昨日出入りしていた虫とは相いれない感じがした。あれではすばやく穴の中から入り口まで出られないだろう。
午後の雨で、果たして穴はどうなったのか。雨がやんで、穴がメンテナンスされていれば、まだ使っているということがわかる。
P5040001s.jpgいろいろ虫に食われているバラを観察していたら、ハチらしきものが近くを通ったので、ちょっとビビリ(ちょっとだけだぞ)、動向を見守っていたら、なにやらフラフラとカタバミ天国に着地(着葉?)した。歩くのもフラフラで、もうすぐ死ぬのかなと思ってさらに動きを追っていると、なんと、地面には穴が開いており、そこに入っていった。

フラフラに見えたのは、穴の場所に近づいて位置を確認するためだったかもしれない。歩くのが下手だったのも、いくら6本足とはいえ、足場のしっかりしない葉の上だったからかもしれない。
とにかく、これは楽しい観察スポットを発見した。目を離すとその場所がどこだかわからなくなりそうなので、子供にデジカメを持ってこさせて、さっそくその巣穴を撮影。

カタバミが邪魔でわかりづらい。画面中央、やや左下にまん丸の穴があるのだが、葉の陰になってよくわからない。他にも何枚か撮ったが、みんな同じようなものだった。
P5040006s.jpgそこで、気が引けたが、周りのカタバミは少々散髪(散葉?)した。穴がむき出しになるのはまずいかなというのとカタバミを処分するときの振動が確実に穴の中に伝わって警戒するだろうなという2点が気になった。大きさの比較のため、マッチ棒を置いた。
P5040008s.jpgしばらくすると穴の中からこちらの様子を伺いにきた。しかし、さっきのハチにはどうも見えない。しかし、小さい、暗いでどっちにしろよくわからない。すっと穴の中に引っ込む動作もなかなかすばやい。
P5040010s.jpg穴の周りに掘った土を盛った形跡がなく、真っ平らなのが目を引いた。まるでハンミョウの幼虫の巣のようである。うちの庭ならば、まだ今年は穴が開いていないが、もっとずっと小さいトウキョウヒメハンミョウの巣ならば毎年(といってもまだ3年目だが)できる。そこで、いたずらをかねて、枯れ草の棒を突っ込んでみた。風が強い日だったので、風に揺られて突っ込んだ棒が動いているのか、中でなにかやって棒が動いているのか最初はわからなかった。ハンミョウの幼虫ならば、ぽいっと巣穴の外に棒を放り出すはずである。風がやんで棒が動くことがあったが、ついにその棒が外に出されることはなかった。いったん出かけ、その5時間後にもまだ棒はささったままだった。しかし、5mm以上は棒が穴に入っていったようである。ゆっくり抜いてみて、地中に入っていた大体の長さをみてみると、マッチ棒の柄の部分とほぼ同じくらいだった。

P5050003s.jpg翌朝5日10時6分の画像。穴の形が変わった。まん丸だったのが崩れ、入り口も大きくなっている。前日はマッチ棒が入るかはいらないかくらいの直径だったが、明らかにマッチ棒よりも大きくなっていた。
P5050098s.jpgそして、その8時間2分後。夕方18時8分。巣そのものよりもカタバミの生長ぶりに驚く。しかも画像を見てから気づいたが、夕方になって比較的新しいカタバミの葉は閉じているので、あれが開いていたら、また穴は葉の下にかなり隠れてしまう。恐るべし、カタバミの生長スピード!(芝生の上の生長ぶりでうすうす気づいていたけど・・・)巣の入り口はまたちょっと拡張されたような気もする。それとともに、なにか見える。
P5050101s.jpgさらに拡大。肉眼で見た限り、穴の手前(画面下)にいるのは、クモ!画面上は食べかすか。ハチがクモに巣を乗っ取られた?

もう一度振り返って考えてみると、2つ考えられる。
(1)はじめからあれはクモの巣で、ハチが穴に入って行ったように見えたのは、死期の近いハチがフラフラと歩いていたら、たまたま穴に近づいて、中からクモにひゅっと引っ張られたから。

(2)最初はハチの巣だったが、途中から乗っ取られた。乗っ取られた時期としては、私が見たときはすでに乗っ取られていたか、穴の入り口の前後の変化に対応して、この1日の間に起こったか。

最初は(2)だと思ったが、だんだん(1)のような気がしてきた。そもそもそのハチだが、ウエストは細くないずん胴タイプで、うちの昆虫の図鑑を見るかぎり、当てはまるものがなさそう。もちろん、図鑑に出てないだけかもしれないが・・・。
しかし、今図鑑を改めてみてみると、やっぱり(2)のようにも思えてきて・・・。大体、クモの巣としたら、深すぎないか?
ベッコウバチはクモを幼虫のえさにする・・・。うーむ。
P5040051s.jpgオオアマナでよいのでしょうか。どなたか教えてください。

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P5040076s.jpgツーショット。昨日オニノゲシのをアップしたばかりなのに、今日、オニノゲシとハルノノゲシが並んだところを発見。さっそく撮るが、肉眼と違ってわかりづらい・・・。手前にハルノノゲシ。ちなみに、オニノゲシかこれだけで、あと回りにあったのはすべてハルノノゲシ。
P5040074s.jpgオニノゲシ。葉に光沢があって、とげとげ。
P5040086s.jpgそして、「基部は円形となって茎を抱く。」アブラムシ1匹付き。ちなみに、どの写真もフラッシュはたいていません。すべて太陽光です。
P5040075s.jpgこちらはハルノノゲシ。葉はなよなよ、とげもたいしたことない。「基部は茎を抱き、耳状に突き出る。」撮った葉には、上の葉の影ができていて、これも耳状に突き出ているのがわかる。ここにはいかにもそれという画像を載せていないが、ツバメの翼状といったほうがわかりやすいかも。
P5040088s.jpg別の葉。ハモグリバエにちょっとやられてる。
oninogeshis.jpgみどりの日にバーベキューに行ったところで撮ったもの。ここは売店やトイレの裏側(北側)。
私はオニノゲシに出会うと「オニノゲシ!」とやや歌舞伎風に発音してしまう。うれしくて。家の近辺で見るのはほとんどハルノノゲシである。たまにオニノゲシっぽいものを見るが、ハルノノゲシと交雑しているとしか思えないなよっちぃものばかりである。
このオニノゲシは、葉っぱが薄汚れていていまいちなのだが(やっぱりオニノゲシは葉っぱがてかてかしてないと)、当面の候補として撮っておいた。
P4290038s.jpgハルノノゲシとの見分け方のポイントは、葉に光沢がある、とげが硬そう、葉が茎を抱くなどだが、まさにこれは葉が茎を抱いているのがよくわかる。ハルノノゲシだとこうはならずに、葉が突き出る。ちなみにこの画像、アブラムシつき。
P4290039s.jpg同じ個体のもう少し上。さらにアブラムシつき。ハルノノゲシならば、もっとこちら側に葉が突き出るところ。
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